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Lisk Desktop 2.1.0 で変わること

こんちは!万博おじです。
先日、Lisk公式からLisk Desktop 2.1.0のリリースアナウンスがありましたね!
このバージョンでは2ndパスフレーズ保有者の操作性が改善されていることもあって、どう変わったのか確かめてみましたよ😉
※全ての変更点を記載しているわけではありません。

変更点1:2ndパスフレーズ保有者の操作性の改善

Lisk Desktop 2.0.0 では2ndパスフレーズ保有者は、送信等を行う際に1stパスフレーズ、2ndのパスフレーズの両方でサインインする必要があり、とてつもなくめんどくさい操作を求められていました。
(別記事:Lisk Desktop 2.0.0 操作方法 2 を参照)
これはLisk Core v3より前からのLSKホルダーにとって非常にめんどくさいですねー。

ということで、どう変わったかというと...

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従来通り、送信枚数等を入力し「Go to confirmation」ボタンをクリックします。

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署名に必要なメンバーが表示される画面で「Send using second passphrase right away」リンクをクリックします。

2番目のパスフレーズを使ってすぐに送信
だなんて、なんとわかりやすいリンク🤣

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すると、パスフレーズの入力欄が表示されるので2ndパスフレーズを入力し、「Send xx LSK」ボタンをクリックします。

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送信内容に問題がなければ上のような画面になります。

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Walletページを見ると送信されていることがわかりますね!

投票なども同じように「Send using second passphrase right away」リンクが追加されているので、そこから2ndパスフレーズを入力しましょう。

⚠️注意
この簡略操作が可能なのは2ndパスフレーズ保有者として認識される場合に限ります。
2ndパスフレーズ保有者として認識される条件は以下の通りです。(Lisk Core v3より前に2ndパスフレーズを登録している人は以下の状態になっています)

必要署名数(Required signatures):2
必須署名メンバー数(Mandatory):2
任意署名メンバー数(Optional):0

Lisk Core v3 で2ndパスフレーズ保有者として扱われるようにマルチシグネチャアカウントを作成する場合は以下のように入力してください。

Required signatures:2
Members:2名でかつ両方ともMandatory

マルチシグネチャの登録方法は「別記事:Lisk Desktop 2.0.0 操作方法 4」を参照

なので、以下のような場合はLisk Desktop 2.0.0の操作と変わりありません。

例1:必須メンバー1人と任意メンバーのうちいずれか1人の署名が必要
必要署名数(Required signatures):2
必須署名メンバー数(Mandatory):1
任意署名メンバー数(Optional):2

例2:任意メンバーのうちいずれか2人の署名が必要
必要署名数(Required signatures):2
必須署名メンバー数(Mandatory):0
任意署名メンバー数(Optional):3

例3:任意メンバー2人の署名が必要
必要署名数(Required signatures):2
必須署名メンバー数(Mandatory):0
任意署名メンバー数(Optional):2

例4:必須メンバー3人の署名が必要
必要署名数(Required signatures):3
必須署名メンバー数(Mandatory):3
任意署名メンバー数(Optional):0

変更点2:サインアウトの場所の変更

これ最初迷ったので書いておきます。

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左側メニューの一番下にありましたが、右上に移動しました。
(サインアウトする場合は電源アイコンをクリックしましょう)

変更点3:ハードウェアウォレットの一時対応

ハードウェアウォレットの利用者はLisk Desktopおよびハードウェアウォレット側で未対応となっていたりとかなり不便な状況ですが、Lisk Desktop 2.1.0 ではリカバリフレーズを利用することで出金可能になりました。

詳しくは『Workaround for Hardware Wallet Users in Lisk Desktop v2.1.0』(公式ブログ)をどうぞ

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サインイン画面で「Enable recovery phrase mode」にチェックを入れます。
必要に応じてその下の「Modify derivation path」にもチェックを入れます。

これにより、パスフレーズ欄に入力した内容がリカバリフレーズとして認識され、ハードウェアウォレットからの出金が可能となります。

⚠️注意
これらのチェックを入れると、画面上部に何やら怪しいメッセージが表示されます。
内容は以下の通り

⚠️警告: ハードウェア ウォレットのリカバリー フレーズを使用して Lisk アカウントにアクセスしようとしています。

今すぐ資金にアクセスする必要がない場合は、Lisk Desktop 2.2.0でハードウェアウォレットが完全にサポートされるのを待つことをお勧めします。

Liskデスクトップはあなたのリカバリーシードをどこにも保存しません。ただし、コンピュータが危険にさらされていたり、マルウェアを実行している場合、リカバリーフレーズを入力すると、LSKトークンだけでなく、デバイスに保存されているすべての暗号資産が失われてしまう可能性があることに注意してください。

というわけで、正式対応まで見送っても問題ない人は記載の通りLisk Desktop 2.2.0 を待つことをお勧めします。

今回はここまで

読んでいただきありがとうございました!

最後に私事ではありますが...
万博おじがノード管理をしていたliskjapanデリゲートはこの度、commulabとして再スタートすることになりました。
詳しくは以下をご覧ください。

万博おじについて

Liskに関するツールなど開発したりノード管理したりしています。
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