只今、迷走中
たどり着いたnoteという町は、励ましてくれたり、導いてくれる優しい仕組みのある町だとわかった。
けど、隣の人や先に住んでいた人たちのドアを開け、作品を見ればみるほど、ここは私が来るべきところじゃなかったかも、と思ってしまう。
読み手に寄り添うこと、ターゲットを絞ること、論理的に組み立てること、評価をあげるためにやるべきこと、そういうことから解放されたくて、たどり着いたはずなのに、好きなように書きたくて選んだはずなのに、ここでもまた、自ら縛られ始める……気がする。または、劣等感を感じて、また自分の居場所を探しに旅に出るか。
スーツを脱いで、すっぴんで書きたいと思うのだけど、立派な文章を前にすると、それじゃダメでしょうと、言われているような気がする。
書きたいように書かせて、と開きなおる自分と、迷いをつぶやいたり、小さな毒を吐いたり、思い出をまとめたり、そんなこと、家の日記に書いていれば十分なのかもと、いじける自分がいる。
いえいえ、世の中にはいろんな人がいて、あなたもここにいてもいいよ、誰も排除はしないよと、そんな声も聞こえてきそうだけど、そうかな、その優しさに甘えることは、どうなのかな。
ここは、確かにつわものが多い。けど、ここを離れて旅に出ても、行くあてはないだろう。書きたいことはポケットにいっぱいある。もう少し続けてみようか。自分のために。誰かに伝えたいと思っている自分のために。
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