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発信するとはなにか

自分が他の人のnoteを読む時、どういうものをクリックして読んでるのか。
どういうものが読みやすく、読まれるのか。心に響くのか。
他の人のnote、ブログとか記事を読み漁って自分なりにここ3週間くらいずっと分析している。

言い換えるとわたしはこの3週間くらい、書くことから離れていた。
なぜなら、なせ書きたいものを失ってしまったから。
書きたいことがなくなってしまった。(あとはただ怠けていたというのも否めない。)

1ヶ月前には書きたいことがたくさんあったのに、今は何を書いていいのかわからなくなってしまった。
少なからず、多くの人が1回は経験してるのではないかと思う。

そこで、長い間考えていたこの疑問を分析してみた。

読まれている文章はまず、タイトルが違う。タイトルでなにこれ?って思わせて、読者を惹きつけてる。
その点、私のタイトルはいかにもありきたりだなッ!

あとは、ジェネラルの内容も多い。
つまり特定の分野に特化してるんじゃなくて、多くの人が、知りたがっていることが書かれている。

でもこの点は難しい。
だって、ジャネラルなことを書いたら、そりゃ読んでくれる間口は広がるけど、やっぱり最終的には自分が得意なこと、専門分野の方が書けるし、後々自分の強みになる。

だから、ここはジェネラルなことと、専門分野をうまく組み合わせていくことが大事なのかな?とも思った。

そうすることで、自分という人間を多くの人に知ってもらえる機会が多くなる。

そのあと、専門分野に特化して、自分はこういうところ強いですよ〜っていうアピールもできるし。

読みやすい文章は、これは最近気がついた1番重要なことでもあるけど、

他者目線に立って考えられたものであるか
だと思う。

言い換えると、自分はこれを読んでいる画面の向こうの人のことを考えて書けているだろうか。
文章は長すぎない?
わたしもだけど、飽き性だから長いな、と思ってしまったら、最後までじっくり読むことはない。しかも仕事してると、みんなそんな暇じゃないしね。毎日忙しい中でわざわざ、その人の時間を割いて読んでくれてることに感謝しなきゃ。
だから2〜3分で読めるものがいいかな?
文字にしたら1500〜2000字前後くらいかなとか考える。

あと、心に響く文章って、その文章に感情がある。文章から優しさが伝わってくる。

書いている人と読者が一緒に読んでいる感じがする。一方的じゃない。

あと、最近翻訳の勉強をしていて思うことは、
このnoteの発信も翻訳も基本的には通ずるものは同じ。

翻訳においても、この翻訳された文章を読んで、意味がちゃんとわかるだろうか。自分はその分野に詳しいから特に詳しい説明とかなくても、意味が理解出来るけど、何も知らない人がこのまま読んだら、意味分からないだろうな、とかって考えることが大切だと思う。そこが考えられないと良い翻訳は作れない。

例えば、子供向けの翻訳本に関して。大人だけが意味がわかる翻訳では、子供は理解出来ない。子供には子供が理解出来る、言葉をチョイスしたり、よりわかりやすい説明を付け足したりする必要がある。それも、読者である子供たちのことを思わないと、良い翻訳本は作れない。

常に相手、他者目線に立って考えられることが大切何だなと思った。
自分発信側だけのことだけ考えて発信していても、良い文章、コンテンツ、心に刺さるものは作れない。一方的になるだけ。

私はここドイツで、接客業もしているから、こういう場面でこういう風に言われたら嫌だろうなって、店員さんの気持ちもわかる。だから自分がされて嫌なことはしないし、求めすぎないようにしている。
ああ、あの人の笑顔素敵だったな。明日自分がお客さんに接するときはマネしてみよう!とか。あの人の動き方が機敏だったなとか。明日はあのような動きをしよう!とかってなる。

こういうのも、逆の立場にならないと分からない。
自分側だけのことしか考えていなかったら、分からないことである。

受験、テストや何かの試験においてもそう。
何で、問題作成者はここを問題にした?って考えることが必要。

そうして設問者の意図が見えれば、ああ、ここで多くの人を引っ掛けたいから、ここをポイントとして問題にしたのね。ここは多くの人が答え「B」を選ぶと思うけど、実はポイントは違うって考える。実はいろんなところにヒントがたくさん散りばめられていて←(これは設問者の優しさでもあって、答えのヒントはここにたくさんあるよ、わかって!っていう設問者の叫びでもある)だから本当の正解は「A」とかって選ぶ。設問者の意図が分かれば、迷わなくてすむ。
少なくとも早稲田の受験問題はそういう感じだった。

こう考え出したら、note、翻訳だけでなく、恋愛、人間関係や社会における全てのことに当てはまるなと最近しみじみ感じてきた。

視点を変えることで、見えてくる世界が変わってくる。

他者目線に立って考えるって、生きていく上でとても大切。
特に発信する側ってなったら、特に大事なことだなと思った。

まだまだ難しいけど、少なくとも多くの人に分かりやすくて、貴重な時間を割いてまで読んでよかったと思ってもらえるような文章を書いていきたい。

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