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子どもはひとりです、夫とも話し合いました、私の好きにします

ツイートを初めてずいぶん経つのですが、初めてリツイートやハッシュタグを使わずに、なんとなしに呟いたものが私史上最高いいねをいただきました。

まず、共感をいただけて単純に嬉しかったのと、同じ想いでいらっしゃる方が多くいることがわかりました。

同じ不快な想いをされる方、同じ状況に合われる方が多く存在している。

いただいたリプや引用リツイートの中には、私の想像に及ばない状況の方もいらっしゃって、私自身視野が狭かったなと反省する思いもありました。

ご意見をくださった方に心から感謝いたしています。

子どもはひとりと決めました

正直言って、人の子供の人数についてとやかく言われるのは大きなお世話です。

「一人じゃかわいそう」

「ひとりっこだとさみしいでしょ?」

「もう一人がんばらないといけないよ」

「2人目の予定はないの?」

「兄弟がいたらいたでなんとかなるわよ」

…ごめんなさい、大きなお世話です。

口にはしませんが。

看護師として病棟で働き、現在は地域包括支援センターというところで働いています。

会う患者さん、会う利用者さん、高齢の方も多いのもあるかもしれませんがそろいもそろって聞いてきます。

「あなた子供いるの、いくつなの、何人?」

そこからの「ひとりっこは…」のコンボ。

天気の感想と同じレベルで飛び出す言葉に、「あぁまたか…」という気持ちは少なからず出てしまいます。

あなたはそうだったのでしょう。

そういう価値観の時代だったかもしれません。

でも私はひとりっ子でしたが、全然寂しくありませんでした。

兄弟がいるのはうらやましいと思ったけど、それだけ。

ひとりっこは寂しくて、兄弟がいるのが正解みたいな言い分は私にはないんです。

各ご家庭いろんな事情がおありでしょう。

子どもが欲しくてもできない。

経済的問題だってある。

夫婦の価値観が違ったり、関係が良好とはいえなかったり

私はひとりっ子だったけど、実は生まれてすぐ亡くなった姉がいます。

いろんな悲しい事情がはらんでいるかもしれないのに、気軽に

「子どもは何人?ひとりっ子はさみしいからもう一人がんばらなきゃ」

は私の価値観には当てはまらないんです。

私は娘一人を見るので気持ち的に精一杯。

ひとりっ子の私には兄弟がいるのがなかなか想像できず、ひとりでいいな、いっぱい愛してあげたいな、とどうしても思ってしまうのです。

仕事をたくさんしたいし、時間をかけたい。

色んなやりたいことがあってお金がかかるし、娘にお金をかけたい。

娘が産まれたときに、私が慌てふためく中、全然生活スタイルを変えないのに、仕事に対して熱意もないのに、私はもっと働きたいのに…。パパへの小さな恨みつらみもないわけじゃない。

帝王切開で産んだとき、めちゃくちゃ気持ち悪くなって、痛くて辛くて、またあの辛さを私に強要するの??

気にしすぎ、スルーしとけばいい、そういったご意見もあると思いますし、そうすればいいと思うけど…。

いろんな思いがあって、夫とも話し合って、娘一人を大切に育っていこうねって決めたんです。

結婚も出産も子どもの数だってすべて自由な社会を

ツイートを流してご意見やご感想をいただきました。

結婚も出産も、子どもの数だってそもそも自由であっていい。

本当にそうだよな、って思います。

私は子どもをひとりと決めたけど、2人だって3人だって、いてもいなくてもいい。

結婚だっていくつでしたっていいし、してもしなくてもいいんですよね。

みんなが自分の人生、自分で選択できて、どんな選択でも認め合える社会であってほしい。

自分じゃない誰かが責任取ってくれて、お金を出してくれて、面倒を見てくれるわけじゃない。

自分だけの人生を、自分で選び取って進んでいく。

そんな当たり前にやりたいことが、当たり前にできるような社会になっていってほしいです。

さいごに

Twitterをばっと出勤前に流し、思わぬ「いいね」やリアクションをいただいていたのに気づいたのが仕事が終わった時でした。

なんか言い過ぎたかな、やっちゃったかな…と思っていて、共感をいただけたことにほっとし、嬉しく思い、状況を変えていきたいと思いました。

心無い、想像力のかけた言葉はときに人を傷つけます。

「そんなつもりじゃなかった」、で済まないこともあります。

でも人は過ちや失敗はしてしまうもので、悪気がなくて知らなくて、当然の挨拶みたいなもの、という認識の方も多いんだと思います。

私も気づかさせていただくコメントもいただきました。

気づいたり、知ったりすることで改めてみようかな、って思えたらいいなあと思うんです。完璧な人はいないので…。

スルーすればいい、気にしなければいいって思われるかもしれないんですが、私は器がとても小さくて気になってしまうんです…。

そして私は「ひとりっこは…」と言われたときにはっきりと言うようにしています。

「私自身ひとりっ子で全然寂しくないし、問題ないと思っています。仕事をがんばりたいし。私はこれでいいって思っています。みんな考え方がいろいろありますよね。」

そうね、と言ってくれる方もいれば、でもやっぱり…となる方もいます。

うん、それぞれですもんね。

私は私の考え方で進んでまいります。

いろんな思いを感じて、このnoteにつらつらと書いてみました。

いいねをくださった方や、コメントをくださった方に改めて感謝を申し上げます。

これからも、思いのままに、自分を振り返りたくなった時、深く考えた時、noteを書いてみたいなと思います。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

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