明日の私へ〜私とボロボロの指先を見つめる〜

 こんばんは。イズです。

 社会人まであと3日。ついに。

 怖い怖い。まだ不安。ずっと不安。

 不安ばっかりのナーバスなnoteを残してももったいないなあと思ってきました。

 久しぶりに私自身について残しておこうかなと思います。

 そういえば一つだけ残そうと思って残していないことがありました。
 私の癖について。

 私には癖があります。

 爪を噛むこと。爪の周りの皮をむしること。爪の甘皮の部分をシャーペンなどの尖ったものでほじること。

 恥ずかしい。

 22年間辞められていません。
ずっと辞めたかったのに。ふとした瞬間にいじっている。

 恥ずかしい。

 私の指先は今日も薄黒くてところどころ血が滲んでいます。

 だから私は人に手を見せることも見られることも嫌です。でも、手をずっと隠していることなんてできない。だから人の視線を気にしてしまう。

 誰かに「その指どうしたの?」
と聞かれることが1番怖い。怖い。

 ネイルサロンに行ってキラキラになった爪を見せてくれる友達やセルフネイルを楽しむ友達を見て、その指先を見て、いいなあと思います。

 でも私にはできない。マニキュアは指をいじらないための薬みたいなものだと思ってる。実際に、子ども用の苦いマニキュアを買って塗っていたこともあります。効かなかったけど。すぐにいじっちゃったけど。

 この爪噛みが原因で中学生の頃、避けられていたことがありました。

 「イズは、爪を噛むから」

 世界で1番怖いことが起こったと思った。
自分の1番嫌いなところを責められる。爪噛みはいいことじゃないことはわかってる。治したい。そう思っているのにできない。そこを突かれる。

 そこから広がって、なんだかいろいろ言われていた気がします。

 あの頃の自分が1番嫌い。

 そして、それを引きずって友達をどこか疑ってかかっている私も嫌い。その頃を知っている友達に会うのが怖い。声をかけるのが嫌。

 いつ、爪のことを言われるかわからないから。何も誤魔化せない。

 幸いにも、その避けられはすぐにおさまりました。でも、私はそこから自分が嫌いになった。周りの人の目を気にするようになった。自分も、自分の卑屈な性格も、容姿も。そして、友達は大好きだけど、このことをちゃんと伝えられない以上、誰とも深く分かり合えないと思った。そして、そんな友達はいない。ずっと。

 大学生になって、少しだけ落ち着いた爪噛み。ネイルにだって憧れがある。
 ちょっとだけ伸ばした爪。噛みすぎた際で不恰好で、ボロボロでガタガタの爪。

 そんな爪をピンクに塗ってみた。薄いピンクに。手が少しだけきらめいて嬉しかった。
 でもガタガタの爪だから、ところどころにマニキュアが溜まって色むらがあり放題。

 結局、可愛い色で彩ったって本質は変わらないんだ。マニキュアで塗ってもガタガタはガタガタ。

 私とおんなじ。
どんなに友達と遊んでも、人を疑う自分は変わらないし、そんな自分が嫌いなことも変わらない。

 でも爪噛みとは付き合っていかないといけない。
 最近は付き合い方もちょっとずつ、気づかれた時の交わし方もわかってきた。特に、ストレスが大きい時、爪がボロボロになりやすい。バロメーターになる。

 でもやっぱり辞めたい。恥ずかしいから。

 同じ悩みを抱えている人はいるのかでしょうか。

 爪噛みから思うのは、私は誰かのコンプレックスに干渉しすぎない人でありたいということ。逃げてるだけだと思う。けど、そんな癖一つじゃあなたのことを嫌いにならないよって全力で伝えられる人になりたい。
 本当に自分が嫌いな癖があるなら、やめたい、やめられないの狭間浸って、一緒に頑張れる人になりたい。

 これに関してはまとまらないし言いたいことがたくさんある。けど、まだこの癖を恥ずかしがってるのは事実。だから私はこの癖と向き合って生きていく。

 じゃあ、さよなら、今日の私

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