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年末年始に思う

年初めにいつもその年の目標やテーマを一人で勝手に決めている。ちなみに去年は「断らない・やってみる」である。多少苦労もあったものの何よりも世界が広がって面白かった。実はnoteもそれでスタートした。

さて、今年のテーマは「無理をしない」にしていた。

体調を崩すまで「無理をしている」ことに気が付かないところが子供のころからある。だいたい病院へ行って点滴を打てばすぐ元気になるのでこれまで気にしてこなかったけれど40歳になる2021年は良い節目だとこのテーマにしたのだ。

誰かのnoteを読んで「“疲れた”と思うなら“無理をしている証拠”」というようなことが書いてあった。我慢が平気な私にとってとても分かりやすい判断基準である。というわけで「疲れた」「疲れる」と思うもの・感じたものはどんどん排除することに徹底した年であった。仕事も、人付き合いも、行動も潔くセーブし整理した。

結果自分にとって今「大切なひと」「大切な時間」「大切なコト」が明確になり、自分にとって「何が大切なのか」が少し分かった気がする。それと同時に手放したアレコレに執着しなくて良くなったことで身が軽くなり心に余裕が生まれた。

心に余裕が生まれたことで心の許容範囲が広がったのは大きな副産物であった。

「毎日体操する」などはなかなか続かないけれど、「まずは笑顔」なんていう目標は決めれば案外忘れず続く事を知ってからこうして毎年決めている。

その年が終わる頃には目標やテーマは「スタンダード」になっていることが多い。何者になりたいとかは無いけれど、こうありたいという自分に少しだけ近づけた気がする。1年が終わる頃にほんの少し嬉しくなる自分から自分へのご褒美なのだ。そしてこれは歳を重ねることの楽しみにもなる。

まだ来年の目標やテーマは決めていないけれど、年末年始にじっくりと考えたい。

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