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go cafe and coffee roastery(三鷹) #2

「美味しい珈琲が飲みたい」

現時点で私がカフェに行く理由、
ダントツ一位はこれ。

コロナ以前はよくカフェにPCを持ち込んで
仕事していたのだけど
ここ2年は封印中のため
私がカフェに行く目的から「仕事」が除外され
結果、純粋なカフェの利用方が残った。

特に
「こだわり店主がこだわりにこだわった商品」
というものに弱くて
現在住んでいる吉祥寺という場所には
そんなこだわり店主のこだわりが詰まった
お店が沢山あるのだけれど
中でも好きな幾つかの珈琲店がある。

その1つが、中道通りにある自家焙煎の
「Blackwell Coffee」
テーブル三席にカウンターという
こじんまりとしたお店で
仙人の様なオーナー自ら厳選・焙煎した珈琲を
頂けるのだけど

本日の「お散歩珈琲」の主人公
三鷹の「go cafe and coffee roastery」
その同じ空気感がある
(と思っていたら師弟関係だったみたい)

一見して扉3枚分と少しの横幅を有した
細長い店舗に入店すると
すぐに珈琲豆の焦げた香りが漂っていて
珈琲豆がびっしり詰まったガラス瓶が
陳列されたカウンターと
細面の男性店主が迎えてくれる。

おそらく店主お気に入りの
ジャズが流れる店内で
まずは珈琲の名前と説明がびっしり記載された
注文リストを眺めて一瞬思考が停止する。
(このお店ではイートインだけでなく
焙煎した豆だけを購入することも出来るのです)

珈琲好きにも関わらず
珈琲ビギナー舌の私は
こだわり店主のこだわり珈琲が
「美味しい」ことは知っているけれど
未だ豆の産地と名前の区別は曖昧で。

その曖昧を表出させた様な
曖昧な笑顔を浮かべて
「カフェオレ」をやっと注文すると
なんとカフェオレ用の珈琲も種類が
選べるとのことで、再度思考停止する。

豆の説明を眺めて戸惑う私を
見かねた心優しい店主が
本日の「オススメブレンド」として
「極深煎り」か「軽い口当たりの深煎り」の
二択まで狭めてくれたのでやっと
「軽いやつで!」と子供舌丸出しで注文。

すでに珈琲選びでMPを消耗していたせいか
脳が糖分を欲して、予定になかった
「ビスコッティ」も併せて注文してしまった。
支払いは「電子決済対応」で
普段現金を殆ど持ち歩かない私はとても助かる。

閉店間近の17時ごろに来店したので
店内はお客さんも少なく
トイレに行きたかった私は
テーブル席のある2階席一択

テーブル無く、ベンチの2つ置かれた
1階席と違い
2階席はいくつかのテーブルと椅子が並んでいて
外の景色をぼんやり眺めながら静かに
コーヒーを頂く贅沢な時間が味わえる。

2階席の景色

数分後、お店のロゴ入りマグカップに
並々と注がれたカフェオレと
2本のビスコッティがトレーに乗せられて
運ばれてきた。

ビスコッティとカフェオレ

少し泡立つカフェオレは
苦味程よくマイルドな口当たり
お砂糖無しでこのままが完璧に調和。

ビスコッティはザクザクとして
カステラの様な卵とお砂糖の風味が豊かで香ばしく
アーモンドの歯応えが心地よい

ゴリゴリと店内に私の咀嚼音が
響き渡る程度には硬いお菓子なので
少しカフェオレに浸して食べるのがオススメ
甘すぎない新たな風味が楽しめる

ビスコッティは浸けるのが至高

静かな2階席に対して
1階からは店主とおそらく常連客の談笑する
和やかな声がうっすらと聞こえて来て
心地よいBGMになる

夕方に珈琲飲むと眠れなくなるやつ

片道30分の散歩疲れをしっかり癒やして退店。
夕方のコーヒースタンドは空いていて
ゆったりとした時間が流れていて好きだ。
「今度はミルクなしの
 純粋なブレンドコーヒーを試してみたい」
などと殊勝なことを思う
子供舌の私なのでした

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