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「UI・UXを追求する」田邉諒太【Liquitousメンバーインタビュー 〜Drifting〜 #3】

「一人ひとりの影響力を発揮できる社会」の実現を目指し、GoveTech(政府“Government“×技術”Technology“)の分野で挑戦を続けている、株式会社Liquitous。そこには全国から、様々な経歴、そしてスキルを持った若者が集まっています。彼らは一体何を思い、この場所にやってきたのでしょうか。

第3回は、CBO(Chief Branding Officer)の田邉諒太が登場します。現在大学で認知科学を専攻し研究を進めている傍ら、Liquitousで意匠部門長(CBO)として活動している彼が、どういう想いをもって活動しているのか深堀していきます。

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――自己紹介をお願いします

意匠部門のCBOでデザイナーを勤めています、田邉諒太です。Liquitousでは弊社の開発している参加型合意形成プラットフォーム”Liqlid”のデザイン、UI・UXや図の作成、広報やウェブサイトなど意匠部門の全体のタスクのマネジメントをしています。大学では、主に認知科学を専攻し、「人と情報の関係性」について研究しています。

――Liquitousとの出会いは?

2020年1月に、当時CTO(Chief Technical Officer)だった杉本に誘われ参画しました。自分の所属している学部が情報系ということもあり、学生のうちにソフトウェアの開発に関わる貴重な経験ができることに魅力を感じて参画することを決意しました。

――何をしたくてここにいますか

自分の研究で得た知識も活かしながら、どんなひとにでもわかりやすく情報を伝え、扱ってもらうことのできるデザイン、UI・UXを目指しています。

僕はもともと、「人と情報」、「人とコンピュータ」との関係性に関心があります。そのため、大学では、人がどのようにして情報を得て、物事を認知しているのか。逆に見落としてしまう部分はどこか、などを研究しています。

Liquitousでは、大学での研究で得た知見を活かして”Liqlid”をデザインし、誰にでも扱いやすいUI・UXを作り上げることで、自分の関心分野の知見を深めたいと思っています。

――どんなことを考えながら作業していますか

誰にでも分かりやすく情報を伝えられるようなデザインを追求したいと考えています。”誰でも簡単に扱える”デザインやUI・UXにするためには、操作が苦手な人だけを優先したデザインにしてはいけません。もちろん、操作が分からない人や初めての人にとってわかりやすいデザインであることは大事ですが、逆にそっちばかりに意識を向けすぎても、慣れている人にとっては画面上の情報が煩雑になってしまい、扱いづらくなってしまいます。

ですから、ソフトウェアの操作が苦手な人だけでなく、得意な人も想定してデザインを検討すすることで、上手くバランスを取り、両者にとって分かりやすいデザインを追求していきたいと考えています。

――Liquitousにたどり着くまでの人生について

小さい頃から、機械の操作に不慣れな方に、操作方法を教えてあげたり、機械の不具合を直してあげる機会が多くありました。そうした経験もあって「人と情報」、「人とコンピュータ」との関係性に関心を持ちました。

ただ、こうしてLiquitousと関わっているのも、僕をLiquitousに誘ってくれた杉本との出会いが大きいと思います。彼とは高校からの付き合いです。同じクラスで、席も近かったこともあり比較的すぐに仲良くなりました。彼は学校にマックブックを持ってきて休み時間に操作しているような一風変わった人でした。当時の僕にとっては、真っ黒な画面にコードを書いているという、映画に出てきそうな事をしている不思議な人だという印象を持ったのを今でも覚えています(笑)

そんな杉本は、「Code for Hakodate」を立ち上げるなど、学校生活と並行して、社会課題をテクノロジーを活用して解決する事を目指す取り組みをしていました。彼から聞く話は聞いていて楽しかったですし、尊敬する部分も多くありました。その時から、テクノロジーを使って社会課題を解決する取り組みに関心を持ち始めましたし、そういった取り組みが身近な存在になりました。なんだかんだで高校の後半とかは彼の取り組みに関わっていましたね。高校を卒業したあとも、杉本の起業活動を手伝ったりしていました(笑)

そういうこともあってLiquitousにも杉本から誘われ、参画するに至りました。ただ、彼は、僕がエンジニアとして参画したのにも関わらず、デザイン関係の仕事も任せてくれましたし、彼は僕がエンジニアリングよりもデザイン関係に興味があることに気づいていたのかもしれません。上手く自分の興味領域を引き出して貰いました。とても感謝しています。

――次回のインタビューに登場する千島洸太の印象について

最初に会った時は「温和な人」という印象を受けました。すごく能力が高くて、僕が少し言っただけで、すぐに共通認識を作ることができます。実際に、彼が入ってからまだ1年経ってないのにも関わらず、もっと昔から一緒にやってきたかような感覚があります。だからこそとても信頼しています。デザインの技術も非常に優れており、Liquitousや僕の意図を汲み取りつつも、彼なりのこだわりを発揮してデザインしてくれています。非常に頼りになる意匠部門のメンバーです。

次回更新は3月13日(日)の予定です。


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Liquitousからのお知らせ

株式会社Liquitousでは、インターンを募集いたします。

募集業種:リサーチャー
先進・類似事例の調査研究を実施しながら、ヒアリング・コンサルティングを行い、実装にあたっての計画・実行案を策定する業務に携わります。

私たちと一緒に「1人ひとりの影響力を発揮できる社会」の実現をめざしませんか?

詳しくは、弊社HP または こちらのフォームまでお問い合わせください。





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