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つぶやき

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2021年3月の記事一覧

最近の頭の中はメランコリックに傾きがちだけど、同時に「今はそういう気分でいたいのね、だったら好きにすれば?」という開き直り精神も徐々に獲得、定着しつつある。「気分最悪絶不調、でも心は穏やか」という状態に持っていくことは可能。現実問題として私が目指すべきはそこ。気分を俯瞰すること。

「曖昧なものを掴むには、ここはあまりにも忙しない。愚鈍なままで生きてゆかれると、本気でそう思っているの?」

大事なものが見えたからって、自分はそうそう変わらないな。「わかる」と「できる」の違いとも言える。以前はわかりさえすれば即変われると思ってて、そうじゃないと気づくのにすごく時間がかかってしまった。少しでも「できる」に近づきたければ、わかったことを忘れずに日々動き続けるしかない。

しばらくモヤモヤしてたのに、特に前触れもなく突然憑き物が落ちたかのように視野が開けることがある。私の気分は、本当に信用ならない。気持ちを無視すると心が疲弊するけど、浸りすぎるのもよくない。必要なのは、ほんの「わずかのこと」なのでは?(https://twitter.com/ASAJiyugaoka/status/1086113127454789632?s=20

「日々の中で自分の身に降りかかる幸運も災難も、喜びも悲しみも、自分の身体で受け止めて、自分の力で飲み込んで、そうやって心の変化を楽しみながら自分の生活と向き合う覚悟」が、消えかけてはいないか。書くことは解毒。取り繕ってごまかしているうちは、本当に望んでいるものは手に入らないよ。

1 ほんとうに望むことができるのは、できると思うことだけ。
2 できると思うことは、自分のお話にあうことだけ。
3 自分のお話にあっているのは、ほんとうに望んでいることだけ。
(ミヒャエル・エンデ(2017)『魔法の学校ーエンデのメルヒェン集』(池内紀ほか訳)岩波書店より)

〈人生の物語のために必要なこと〉
①生成:自分自身の物語を自分の言葉で語り出す
②改訂:時代や状況の変化に応じて、より良い物語に創り変えてゆく
③共(併)存:他者の物語を想像し、それと争わずに並び立つ

今は②が大事。ある物語が自分を苦しめているのなら、何度でも書き直せばいい。

文章も音楽も、何だかしっくりこない。こういうとき、熊谷晋一郎さんの「自立とは依存先を増やすこと」という言葉を思い出す。(例えば、https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/364/)今の私は精神的な自立と安定のための依存先が少なく、方向も偏っている。人・もの・場所を問わず、もっと外に目を向けて新たな依存先を開拓しよう。