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【西武ライオンズ 今日の見どころ】山下舜平大と4度目の対戦で初勝利なるか 今井も続け 先発投手無失点
●ライオンズ戦15 1/3イニング連続無失点中の山下
【5日◇ライオンズ‐バファローズ16回戦(ベルーナ)17:00】
頼れる主砲の復活で、投打が噛み合い3連勝。バファローズ戦のカード頭に、ようやく勝利することができた。このまま今シーズン初となるバファローズ相手の勝ち越しを決めたいのだが、そこに立ちはだかるのが、難敵・山下舜平大だ。
山下とはここまで3度対戦して、ライオンズの0勝2敗。奪った得点は開幕戦の4回裏、栗山巧の適時二塁打による1点だけだ。このタイムリーが生まれたのは1死1塁からで、ライオンズは得点圏にランナーを置いた場面で、山下相手に14打数ノーヒット。現在 15 1/3 イニング連続で無得点に抑えられている。
山本由伸に次ぐ、パ・リーグ2位タイの8勝をあげ、新人王の大本命となっている山下ではあるが、さすがにシーズン序盤の5連勝していた時期と較べると、失点が増えており、7月の防御率は3点台。前回登板の7月28日のファイターズ戦では、自身最短の3 2/3イニングで4失点して降板している。
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今回は山﨑福也とローテーションの順番を入れ替える形で、中7日空けての登板となったのは、そのあたりを踏まえてのことだろう。
このときファイターズ打線が、山下から打った5本のヒットのうち、4本がストレートを捉えたもの。ファーストストライクを狙っていったケースも多かった。攻略のヒントになるかもしれない。
●3連勝中の今井だが バファローズ戦は通算4勝12敗
対するライオンズ先発の今井達也は、およそ5週間の2軍調整から1軍復帰して以降、4試合に登板して3勝0敗。この間の防御率が0.62と、見違えたようなピッチングを続けている。
ただバファローズは通算4勝12敗と、じつは今井が最も苦手にしている対戦相手だ。今年4月21日に対戦したときも、黒星こそ付かなかったものの、4回裏に6安打を集中され一挙5点を失った。
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それでも、ひとつ救いなのは、同じバファローズ戦でも、京セラドームでの対戦防御率4.01に対して、ベルーナドームでは2.85と、かなりの違いが見られることだ。
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また、昨シーズンまで通算3本塁打されていた吉田正尚がMLBへ移籍。同じく2本塁打されていた杉本裕太郎が抹消中なのも、今井にとっては好材料と言えそうだ。
まだ借金が8あるとはいえ、4位イーグルスと1.0ゲーム差。3位ホークスとも4.5ゲーム差にまで、巻き返してきた。この機を逃すワケにはいかない。
髙橋光成、與座海人、平良海馬と、8月に入ってライオンズの先発投手は、まだ1点も獲られていない。当然、今井も意識するところがあるはず。この流れを切らすことなく、ぜひとも山下との投げ合いを制してもらいたい。
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