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【西武ライオンズ 今日の見どころ】4位浮上&月間勝ち越し懸かる3連戦 カウント0‐1、3‐1の 平良対浅村に注目

●この3連戦に勝ち越せば 3ヶ月ぶりの月間勝ち越し

【28日◇イーグルス‐ライオンズ15回戦(楽天モバイル)18:00】
先週末に続いてのイーグルス戦。現在両チームのゲーム差は2.5となっており、もしライオンズが3連戦3連勝すれば、5位と4位の順位が入れ替わることになる。

大型連敗から始まった7月だったが、直後に7連勝と持ち直して、いまのところ3試合を残して9勝8敗。やはりこの3連戦を勝ち越せば、4月以来、3ヶ月ぶりの月間勝ち越しにもなる。

ライオンズ 月別成績

また、最大18まで膨れ上がっていた借金は、10に減った。きょう勝てば、6月11日以来、およそ1ヶ月半ぶりに借金が「一桁」になる。

今シーズン良いようにやられていたマリーンズ相手の2連戦を2連勝。さまざまな負の流れを断ち切って、上昇ムードに乗るために、今回の3連戦は最低でも勝ち越し、できれば3連勝したい。

対するイーグルスのほうも、7月は13勝6敗と大きく巻き返し、すでに月間の勝ち越しを決めている。その最大の原動力が、4番の浅村栄斗だ。7月は打率.387(75打数29安打)、9本塁打、23打点と、月間MVP間違いなしの好調ぶり。パ・リーグの本塁打&打点ランキングで一気にトップに立った。

先週の対戦では、2試合で4打数1安打だったものの、4四球。警戒に警戒を重ねたライオンズバッテリーが、最終的には歩かせてしまうケースが増えていった。

●近藤敬遠 柳田勝負の平良 対浅村は!?

きょうのライオンズ先発の平良海馬は、オールスター前最後の登板となった13日のホークス戦で、みずから申し出て、近藤健介を申告敬遠。柳田悠希と勝負する(結果は2点適時打)、かなり大胆な選択をして、大きな反響を呼んだ。

ただ、それだけ平良がキャッチャーやベンチに任せっ放しにするのではなく、自分の意思でピッチングを組み立てたり、試合をつくったりしている証拠とも言える。

浅村との通算対戦成績は22打数6安打1本塁打、ほぼ互角となっている。きょうの試合でも、思い切って浅村とは「勝負をしない」場面が出てくるかもしれない。

平良海馬 対 浅村栄斗 対戦成績

両者の今シーズンのカウント別成績をみると、浅村は「0(ボール)‐1(ストライク)」「3‐1」で、ひじょうに良く打っており、反対に平良が最も良く打たれているカウントが「0‐1」「3‐1」なのだ。

平良海馬(左)・浅村栄斗(右) カウント別成績 

先発転向後、きょうが平良はイーグルス戦初登板。浅村との、カウント「0-1」「3-1」からの攻防に、要注目だ。

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