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【西武ライオンズ 今日の見どころ】西野勇士 ライオンズ戦16 2/3回連続無失点 10年以上負け知らず  

●マリーンズ戦6試合で 計7得点のライオンズ打線

【21日◇ライオンズ‐マリーンズ7回戦(ベルーナ)18:00】
北広島、福岡と続いたビジターゲーム5連戦を全敗。借金は今シーズン最多の14まで膨らんだ。この借金は福岡ソフトバンクホークス(2勝10敗)と千葉ロッテマリーンズ(0勝6敗)相手の負け越しが、そのまま反映されたもの。きょうからは、今シーズンいまだ勝ちのないマリーンズとの2連戦になる。

6日の記事(4番中村剛也の活躍で マリーンズ戦連敗ストップなるか)で紹介したように、マリーンズ相手の開幕6連敗は、球団ワースト。この6試合で、ライオンズ打線がマリーンズ投手陣から奪ったのは、合計わずか7得点。4月10日の3点が最多で、1試合平均1.17点のお粗末っぷり。これでは勝てと言うほうに無理がある。

●西野勇士 ライオンズ戦で最後に敗れたのは14年5月

なかでも、きょう先発の西野勇士には、今シーズン1点も獲ることができておらず、昨年9月30日の試合の5回表から、16 2/3イニング連続で無得点に抑えられている。

西野は昨シーズンもライオンズ戦で5試合先発して、対戦成績こそ2勝0敗だったものの、西野自身に勝ち負けのつかなかった試合もすべてマリーンズが勝利して、5戦負けなしだった。

それどころか、途中にトミー・ジョン手術など、長期離脱の時期を挟んでいるものの、西野がライオンズ相手に敗れたのは、リリーフ時代だった2014年5月14日が最後。もう10年以上に渡って、西野はライオンズ戦で負けていないのだ。

●岸潤一郎は 対西野勇士 通算打率5割超

そんな西野に対して唯一結果を残しているのが、岸潤一郎だ。昨シーズンが11打数5安打、今シーズンが5打数3安打。通算の対戦打率は5割を超えている。日曜日(19日)の試合では、久しぶりのスタメン出場でヒットを打った。きょうも、なんとか西野攻略のキッカケをつくってもらいたい。

じつは昨シーズンも、マリーンズを相手には4月下旬から8連敗をしていた。松井稼頭央監督が就任してから、対マリーンズは通算9勝22敗と、完全な苦手球団にしてしまっている。

先週のビジター5試合で、ライオンズの得点は1、3、2、2、1。得点力不足は、何ひとつ解消されていない。

ローテーションを調整して今井達也を先発に立てた、きょうの試合で、もし敗れるようなことがあると、今シーズンワーストの7連敗の上を行く、超大型連敗につながりかねない。



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