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【西武ライオンズ 今日の見どころ】4番中村剛也の活躍で マリーンズ戦連敗ストップなるか 

●マリーンズ戦 開幕6連敗になると球団初

【7日◇マリーンズ‐ライオンズ6回戦(ZOZOマリン)18:00】
まるで3連勝を帳消しにするような、見どころのない2連敗。これで千葉ロッテマリーンズには、2011年以来13年ぶり(6度目)の開幕5連敗となった。

ライオンズの開幕からの同一カードの連敗記録には、1951年南海ホークス戦と、1970年近鉄バファローズ戦で記録した10連敗がある。

今シーズン福岡ソフトバンクホークス相手に開幕6連敗したばかりのライオンズだが、過去マリーンズ相手には5連敗が最長だった。天候が気になるところだが、きょうの試合にも敗れて、マリーンズ戦の開幕6連敗となると、球団史上初めてになる。

そんな惨状のなか、今シーズン初めて4番スタメンに入った中村剛也が孤軍奮闘。史上47人目の350二塁打と、チームトップの4号ソロで、ライオンズファンに漂う絶望感を、多少なりとも和らげてくれた。

●中村に 清原超えで球団最多4番打者の可能性

きのう(6日)で、中村の4番起用は通算1030試合目。これまでにライオンズで最も多く4番を務めたのが、清原和博で1121試合だった。

アギラーや渡部健人の現状からすると、この先も中村に4番に固定することになるかもしれない。そうなると、今シーズン中にも清原を抜いて、球団の4番打者最多出場記録を更新する可能性が出てきた。

ちなみに、中村はきのうのホームランが、4番で打った274本目のホームラン。こちらは清原、カブレラを抜き、すでに球団最多の本数になっている。

また、きのうの一発は、中村が40歳になってから打った10本目のホームラン。これまでにライオンズで40歳の誕生日を過ぎてからホームランを打った打者は、野村克也(9本)と伊東勤(3本)、そして中村の3人だけ。二桁のホームランを打ったのは、中村が初めてになった。

(野村は40代で合計52本塁打しているが、ライオンズに移籍してから打ったのは9本になる)

プロ野球史上40代選手のシーズンの最多本塁打は、1988年門田博光(南海ホークス)の44本だ。残り25本となった通算500号が当面の目標になる中村だが、その先の門田超えするくらいのバッティングで、せめてもの明るい話題を、ライオンズファンに提供して欲しい。


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