見出し画像

【西武ライオンズ 今日の見どころ】今シーズン初の大宮で 愛斗との再会&西川との対決は実現するか

●昨シーズンのマリーンズ戦は大きく負け越し

【9日◇ライオンズ‐マリーンズ1回戦(県営大宮)18:00】
開幕から3カード続けて勝ち越し、今シーズン最多タイの貯金3に戻したライオンズ。きょうからは昨シーズン、大きく負け越した千葉ロッテマリーンズとの2連戦になる。

昨シーズンのライオンズの最終成績は、65勝77敗1分。借金12だったが、オリックスバファローズ戦で借金11(8勝17敗)、マリーンズ戦で借金7(9勝16敗)。この上位2チーム相手の負け越しが、そのままシーズンの成績に反映されての5位だった。

ちょうど1週間前、今シーズン最初のバファローズとの3連戦は2勝1敗で勝ち越した。このマリーンズ戦も、まずは勝ち越しでスタートして、昨シーズンの嫌なイメージを、早めに払拭しておきたい。

●愛斗 古巣との初対戦の舞台が 馴染み深い県営大宮

勝敗とは別のところで、楽しみなのは愛斗との「再会」だ。現役ドラフトで指名され、今シーズンからマリーンズに移籍した愛斗にとって、古巣ライオンズ相手の最初の試合が、花咲徳栄高時代から慣れ親しんだ埼玉県営大宮公園野球場で組まれているとは。特別な感情に拍車がかかるシチュエーションかもしれない。

昨年4月13日の大宮開催のときにも紹介した(4年ぶりの大宮開催 愛斗が“初打席“へ)が、県営大宮は愛斗が花咲徳栄高3年のとき、夏の埼玉大会準々決勝(西武文理高戦)でホームランを打ち、最終的には自身初の甲子園出場を決めた球場になる。

この1年前に大宮で開催されたライオンズ対マリーンズ戦に、愛斗は1番ライトでスタメン出場。県営大宮での1軍公式戦で、初めて打席に立ったのだが、一邪飛、投犠打、一邪飛、三振と、3打数ノーヒットに終わっている。

●西川愛也 高校時代は県営大宮で本塁打量産

愛斗の2年後輩にあたる西川愛也にとっても当然、県営大宮は2年夏、3年夏と2年連続の甲子園出場を決めた舞台。想い出深い球場だろう。この2年間の埼玉大会12試合で、西川は4本のホームランを、県営大宮で打っている。

(※2017年 決勝で対戦した浦和学院の先発投手が渡邉勇太朗、4番打者が蛭間拓哉だった)

今シーズン開幕スタメンこそ逃したものの、西川は途中出場やセンターの守りで、好アピールを続けている。まだ県営大宮での1軍公式戦には出場したことがなく、きょうの試合に出場すれば、プロ7年目で初めてになる。

天候とグラウンドコンディションが気掛かりだが、敵味方に分かれた愛斗と西川愛也が、そろってスタメンに名を連ねて、互いに県営大宮のセンターの守りに就く…なんてことが実現したら、地元埼玉のライオンズファンにとっては、堪えられない一戦になる。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                         

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?