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【西武ライオンズ 今日の見どころ】イーグルス戦7連勝中の今井達也 苦しいリリーフ陣を救えるか

●中10日空けて 今井をイーグルス戦にぶつけた首脳陣

【16日◇ライオンズ‐イーグルス19回戦(ベルーナ)18:00】
10日間の抹消明けの今井達也が先発。首脳陣はローテーション順をわざわざズラして、今回と再来週の火曜日から仙台で再戦するイーグルス戦に、今井をぶつける選択をした。

前々回7月22日の対戦で連続無失点こそ36 2/3イニングでストップしてしまったものの、今井は現在イーグルス戦7連勝中。前回対戦の7月29日には、イニングの先頭打者を3度出塁させながら、結果7イニングを無失点。1度は途切れた連続無失点を、再びスタートしている。

今井達也 イーグルス戦7連勝中

7月29日の記事(イーグルス戦6連勝中の今井 対ライオンズ戦7試合3失点以下の辛島)でも紹介したように、これまでにイーグルス相手に10連勝以上した投手は、菊池雄星、金子千尋(バファローズ)、田嶋大樹(同)の3人。

ライオンズの残り試合のスケジュールをみると、今井がイーグルス相手に先発できるのは、きょうを含めて最大4試合。このまま勝ち続けていけば、今シーズン中に連勝を二桁に乗せることが可能だ。

●同一カードのシーズン最多勝は 長谷川良平の13勝

また、1シーズンに同じチームから、最も多くの勝利をあげたのは、広島カープ創世記の大エース長谷川良平で、1955年大洋ホエールズを相手に13勝をあげている。この年、カープとホエールズのカードは26試合組まれていたのだが、長谷川はそのうち15試合に登板していた。

長谷川良平(カープ) 1955年 ホエールズ戦 13勝1敗

これまでに1年間に同じチームから10勝以上あげた投手はのべ16人いるのだが、そのほとんどが、先発、リリーフ問わずに、ひとりの大エースが連日登板していた1950~60年代に集中している。

また交流戦がスタートした2005年以降、同一カードの試合数が減ったこともあり、現在ではひとりの投手が同じ相手に10試合先発すること自体、まずあり得なくなっている。
 
05年以降、同一カードでのシーズン最多勝利は、2013年田中将大(イーグルス)のファイターズ戦、そして2017年に菊池雄星がイーグルス戦で、それぞれマークした8勝になる。

田中将大(イーグルス) 2013年 ファイターズ戦 8勝0敗
菊池雄星 2017年 イーグルス戦 8勝0敗

残りシーズン、今井がこのままイーグルス戦での連勝を続けていけば、こちらの記録にも並ぶ可能性がある。

ホークス、イーグルスを追撃しなくてはいけない立場にありながら、6連戦最初のゲームを手痛い逆転負け。増田達至の2試合続けてのセーブ失敗は2021年4月以来2年ぶり、今回が2度目のことだった。それほど滅多にないことだけに、ショックは小さくない。

今後の起用法に変わりはなくても、きのう(15日)の試合で30球以上投げているだけに、少なくともきょうの登板は難しいだろう。

森脇亮介が不在のいま、今シーズンセーブの付く場面で登板した経験があるのは、日曜日(14日)にプロ初先発したばかりの青山美夏人ひとりになる。

リリーフ事情が苦しいからこそ、今井にはきょうも「イーグルスキラー」ぶりを発揮してもらい、なるべく長いイニング、できれば最後までひとりで投げ切ってもらいたい。

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