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口下手な人が、会話を楽しむ方法。


世の中には、気が小さくて、人前で何も言えない人が結構いる気がします。

かくいう私も、そのうちの一人です。

いつも、自分の考えを主張したいと思いながら、人の反応が気になって、何も言えない。そんな経験をお持ちの方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?

特に大人数で集まるシチュエーションでは、その心理が顕著に働くような気がするのは、私だけではないかもしれません。

人が楽しそうに談笑しているのを見て、自分はダンマリしてしまう。人に「随分おとなしいね。話題に入ってくれば」と言われようものなら、穴に入りたいくらい恥ずかしくなり、更に話せなくなるという負のスパイラル。

その集会が終わって帰宅する時なんか、「あーあ、今日も自分の悪いところが出てしまった。楽しそうに話すことが出来なかった」と自己嫌悪に陥ったりします。

そんな気持ちで毎日生活してると、やがて気が病んできて、人と会うのも億劫になるものです。
そして、そんな自分が嫌で嫌で仕方なくなるのです。

では、どうしたら、そんな気分から抜け出せるのか?一ついい方法があります。

それは、ズバリ、「人の話をよく聞く」のです。

自分は口下手でもいい。
人の話をよく聞いて、笑顔でうなずいて、相槌をうつのです。

「へー、そんなことがあったんだ?」
「それで、それで?」
「なるほどねー」
「うんうん、それは面白い話だね」

などなど。

最近、「人は聞き方が9割」という本が売れていると聞きます。本屋に行けば、平積みで置いてあります。「人は話し方が9割」の続編です。

そう、話し方が上手い人は、「聞き上手」でもあるのです。

私の好きな芸人さんに、千原ジュニアさんと、ケンドーコバヤシさんがいます。
芸人さんを代表する2人が共演している「にけつッ!」という番組が、日曜の深夜に放送されています(たぶん関東地方、関西地方ではたしか平日夜に放送)。

もし興味がある方は、是非観てください。

あの話上手なお二人が、相手が話し始める段になると、真剣に話に耳を傾けて、笑顔で相槌をうちはじめるのです。
そして相手の話が面白くなると、爆笑でそれに応えるのです。それは見事なものです。

観ていて、そして聞いていて、全く飽きません。時間があっという間に経ってしまい番組は終わります。

そうなんです。
この笑顔で、相手の話を目を見て聞いて、反応することが会話の妙なのです。

つまり何が言いたいかといいますと、口下手でもいいのです。気が弱くて話ができなくてもいいのです。人の話に耳を傾けるのです。
そうすれば、会話が楽しくなり弾むこと必至です。

話した方も、自分の話を聞いてくれた相手に対して、それが友人関係ならば、「こいつと話すと楽しいな。もっと話がしたい。」と思ってくれるかもしれません。

「傾聴」なんて大袈裟に構える必要はありません。繰り返しになりますが、相手の話に興味を持って、大いにうなずいて聞くことによって会話は弾みます。これは間違いありません。

さあ、今日からこれを実践して会話に花を咲かせて楽しい生活を送りましょう。


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