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盤上

『ダークナイト』という作品の中で
ジョーカーという完全悪VS市民の味方のヒーローが
戦っていて、


ヒーローの方が完全悪に染まっているとか
悪はどこから悪になるのかなと
考えもしないことを見せつけられました

すごく面白いです!

きっと完全に黒い人、完全に白い人というのは
一瞬にしか存在できない。

恐怖の権化として存在し続ける人は
必ず『殺してもいいから誰か止めてくれ!』となる。

完全に白い。つまり、正義の味方でいなければ
いけない人は、汚いことを世に出すわけにはいかない。
だから、時にはいろいろなことを
グッと堪えながら、戦うしかない。

2つに1つの舞台

まさに表と裏で、どちらになるかは
周りを取り巻く環境によって決められてしまう。

オセロの盤上では否応なしに
挟まれれば、
表と裏を変えさせられてしまう。
そして、それは何度も繰り返される。

さまざまなドキュメンタリー映像や
今回のように、見ている人に問いかけているような
作品では、前から見れば白でも
裏から見れば黒などのように
理不尽で、でも真実を伝えてくる。

世界は思ったよりも残酷。

僕らは白か黒かを強制的に選ばされる。
グレーや赤、黄色も存在しているはずなのに。

エンターテイメント

こんな世界もあるんだな〜という感情と
いつかは自分の前にも残酷な現実が
やってきてしまうという確信。

普段の日常では絶対に生まれてこない
問いを映画や作品は運んでくれる。

盤上。
残酷で難しい選択肢が目の前に現れた時に
もし、どちらかを自分に選ぶ権利があるなら
どちらを選ぶんだろう。
すごく気になる

Yusuke

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