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【第1回】将来は年金がもらえなくなる!?

投資、iDeCoなど、これからのお金に関する基礎知識

T:うーん・・・
M:どうしたんじゃ?
T:投資を始める!と意気込んだものの何から始めればいいか・・・とにかく働いて銀行に貯金していけばいいのか?
M:「とりあえず働く!」でどれだけ失敗してきたんじゃ?
T:ぐぅ・・・
M:それにむやみやたら「銀行で貯金!」ではダメじゃ!たくさん貯めたからと言って、「マイナス金利」の問題がある。
T:「マイナス金利」ってなんじゃ!?新手のハーフタレントか?
M:そんなことも知らんのか?もっと金融リテラシーを高めてだな・・・
T:リテラシー?新手の外タレか?
M:駄目だこいつ・・・まずはこれを読みなさい
T:「おカネの教科書」? というか元就、お金に詳しいなら先に言え!一人で抱えてしまうところだったわい。
M:どうせ頼られると思ったから、勉強してやったんだ。
T:なんて出来るやつ!!さすが策略家として名を馳せただけあるのう!
M:お礼は何で返してもらおうかな?この際、大阪城でももらおうかな・・・まぁ後で考えるとして
 「おカネにまつわる基礎知識」これを身につけるのが生きる上で非常に重要じゃ。
T:正直、国の偉い人が勝手にやってくれるもんだと思ってたわい。
M:昔はそうだった。しかし、そんな時代はとっくに終わってるぞ!現代で重要なのは「自助努力と自己責任」わかるか?
T:自己責任!!重い言葉じゃ・・・
M:正しい知識をもって早めの準備をしないと、理想の人生どころか最低限の生活さえもできなくなる
T:厳しい時代じゃな〜。わし天下取ったはずなんじゃが・・・
M:昔話が多い老人は嫌われるぞ?秀吉殿「年金」は知っておるな?
T:65 歳になったら国からお金がもらえるんじゃろ?
M:そう、それがまずもうもらえなくなるのでは?と言われておる。
T:なんと!? そんなの詐欺ではないか!!
M:「少子高齢化」だ。年々産まれる子供が減っていてお年寄りが増えている。知っていたか?昔は 12 人の現役世代が1人の高齢者を支えていたけれども、2060 年には 1.4 人で 1 人を支える事になる見通しじゃ。
T:12人分の負担をほぼ一人で・・・くぅー、厳しい!!
M:そこで、国も 「貯蓄から投資へ」という流れを進めようとしている。だがな、誤った知識や過度な不安などによって、結局ただコツコツ貯金しているだけの人が多い。
T:ダイエットみたいなもんじゃな!痩せたい痩せたいというものの、どうすればいいかわからず、結局ただ痩せる!とだけ言ってしまって痩せない
M:すごく分かりづらい例えをありがとう!そうだ「ペイオフ」が完全解禁されたのは知っておるか?
T:ペペペペペ、ペイ、ペイ・・・なんて?
M:万が一銀行が破綻してしまった場合、元本 1000 万円とその利息までしか戻ってこないのじゃ。
T:えぇ!?5000 万円預けてても?
M:1000 万円だけしか戻ってこない
T:1 億円預けてても?
M:1000 万円だけじゃ。
T:嘘じゃろ・・・
M:「株は怖い、預金なら安心」とみんな思っているが、預金も 100%安心ではない。預けていても今の超低金利時代じゃお金は勝手に増えてはくれない。
T:じゃあどうすればいいんじゃ?怖いけど株をやるしかないのか?
M:そもそもな、株は怖くない。しかし、株以外にもいろいろあるぞ。「iDeCo(イデコ)」は知っておるか?
T:なんじゃ、女子(おなご)の名前か?
M:このジジイは本当に・・・iDeCoは「個人型確定拠出年金」といって、国からの公的年金に上乗せできる。いわば私的年金なのじゃ。
T:なるほど!
M:特に今年2022年にたくさん改正があって、4 月からは「受け取り開始時期の選択肢が60〜70 歳から60〜75 歳に拡大」
5 月からは「加入可能年齢が60歳未満から65歳未満に拡大」
10 月からは「企業型確定拠出年金の加入者はイデコに加入不可から加入可能に変更」になったんじゃ
T:なるほど!みんなが利用しやすい環境づくりを国もどんどん進めてるんじゃな!
M:そう、もちろんiDeCoも自己責任なので損失が発生するリスクもある。しかし公的年金の受給額には期待できんわけで、老後の備えとして利用しておきたい制度の一つと言えるだろうな
T:イデコ・・・考えてみようかのう。名前可愛いしな。もっと色々教えてくれ!!
M:わかってんだか、わかってないんだか・・・



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