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まじめモード

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堅苦しいことをつらつらと書いています。
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この春からのこと

この春からのこと

 あっという間に6月も終盤ですが、今年の春からのことについて、棚卸しの意味も込めてまとめていきます。

ケースワーカーとして

 4月から、某地方自治体でケースワーカーをやっています。福祉職採用なので、採用通知が届いた去年の6月から「配属は生保だろうな〜」と思っていました。当たり。
採用前の説明会で知り合いになった福祉職の同期が児童相談所に配属されていたのを知って、部署が分かれてしまったことと、な

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人からお金をもらうということ

人からお金をもらうということ

 コロナ禍の副産物的に、アルバイト先から休業補償としてまとまった金額をいただいてしまっている。現在私は、諸事情があってアルバイトを休んでいる。当初は、まさか休職中でも給料が入金されるとは思わず嬉しさを隠しきれなかったのだが、受け取りはじめて3ヶ月目になったところで「本当にこれで良いのだろうか」という思いが強くなってきている。この3ヶ月間、自分は何も生み出せていないし、社会の役に立つようなことは何も

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不自然を自覚する

最近、動物園や水族館が苦手になってきた。猫カフェとか、動物名のつく○○カフェの類も苦手である。あの空間は人間のエゴの塊だ。生き物たちのことは大好きだ。だからこそ彼らが人間に操られている様子を見るのが苦痛で仕方ない。

狭い飼育スペースに閉じ込められ、人間にとって都合の良いようにトレーニングされ、自分の意思とは無関係に人々の目に晒される。「ここから出して」「自然に戻して」と、悲痛な叫びが聞こえてくる

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ありがとう

ありがとう

自分でやりたいと思って始めたのはたぶん音楽くらいで、その他のだいたいは友達がやっていて楽しそうだからとか、話題づくりのために好きになってみたり、やりなさいって言われたからだったり、
内的な動機付けで取り組んだものは本当に少ない。

「受動的だね」と言われてしまえばそれまでだけど、人に言われたからという動機でやってみるのも、悪くないなと思う。良かったなと思えることもたくさんあった。

だから、私にと

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信念という呪縛

信念という呪縛

「大学に入る前は、本当は何をやりたかったの?」

ゼミの教授に、このように問われた。
弊ゼミの教授は、ゼミの時間中にメンバーを個別に呼び出し、15分程度の面談を行う。これは、ただの面談ではない。教授はカウンセリングのプロである。毎回、価値観を根底をぶっ叩き、その破片を大空に向かってばら撒くかのような、痛快な体験を提供してくれる。面談を終えた時の気分は実に開放的で、非常に心地よい。

本当にやりたか

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30歳の私へ(2020年 9月15日作成)

30歳の私へ(2020年 9月15日作成)

「20歳の私へ。アルバイトをしていますか?
それとも大学に通っていますか?」

私は2000年生まれで、今20歳である。
今年の1月に成人式を迎え、早生まれなので3月の誕生日にやっと成人した。成人式の頃はコロナウイルスの影響も今ほどではなくて、式も例年通り実施された。入学式や卒業式をはじめとした式典行事は昔から好きで、成人式も出席してよかったと思っている。人生の節目でちゃんとお祝いしてもらえること

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