ファーストチェス理論。
11月21日木曜日です。おはようございます。朝起きたとき、横で寝ていたカミさんが、『お肉、おいしー!』と叫んで起きられました。夢の中でもお肉を食べていたみたいです。
#昨日の夕食は「お肉」だったのですが。
#夢の中でも「お肉」を食べておられました。
#「お肉」大好きみたいです。
さて。『ファーストチェス理論。』というテーマでお話しします。物事を決断するとき、すぐに決めたり、時間をかけて考えて決めたりすることがありますが、人生を左右するような決断以外は、すぐに決めたほうが、どうやら良さそうですよ。というお話です。
【ファーストチェス理論とは。】
チェスというボードゲームがあるのですが、その名人の対局において、『5秒で考えた打ち手と30分考えた打ち手とでは86%の確率で同じになる。』というのがファーストチェス理論です。
5秒で決めても、30分かけてじっくり決めても答えが86%も同じだったら、5秒で決めたほうがいいじゃないですか。時間も短縮できるし、決めないことによって、周りに迷惑をかけることがあるので、やっぱり早いほうがいい。
ただ、このことを知っていても、実践するのはなかなか大変です。なので、今日着る服とか、自動販売機で飲み物を買うときとか、外でお昼ご飯を食べるような、人生に影響しない選択は、5秒で決めるところから始めていきましょう。
【選ぶより、決めておくといい。】
5秒で決断する練習をしていると、だんだん選ぶのが面倒くさくなってきますので、最初から決めるようになっていきます。
仕事をする日は、仕事着を決めておけば服を選ぶ時間はかからないし、ご飯を食べに行くときに、食べたいものが決まっていないときは、何を選ぶかを決めておくといい。
もし、自分が飲食店を経営しているなら、メニューの一番目立つところには、自分が最も得意な商品を載せると思うんですね。「うちは、この料理が一番おいしいでっせ!」ってなってるはず。
だから、メニューを見て決めるときは、一番目立っているやつか、一番左上に書いているものを選ぶようにしています。左上って、一番最初に見るところだから、絶対にそこにおススメを書いているはずなんです。
店員さんに、『これが、いいですよー!』って言われたときは、『じゃぁ、それで!』って答えるようにしています。こうすることによって、5秒で決めるスキルが少しづつ上がっていきます。
【人は1日3万5000回決断している。】
5秒でも30分でも86%の確率で同じ答えが出るなら、早いほうがいいんですけれど、やっぱり時間をかけて選びたい時もあると思うんです。
何食べる?とか、何着る?とか、どこ行く?のような、些細な選択を人は毎日行っているんですけれど、なんと、最大で3万5000回決断しているそうなんです。
3万5000回です。これを毎回深く考えていたら、頭はめちゃくちゃ疲れちゃうと思うんですね。なので、簡単に決断できるものは即決を心がけ、じっくり考える選択をするために、余力を残しておくことを心がけましょう。
何かを決めるときに、情報が不足していると誤った判断をしがちなので、情報が足りないなーと思ったときは、情報を集めることを優先し、ある程度知識がたまったら、決断する。
情報があってもなくても、大きな問題に発展しないような選択だったら、5秒で決める。
時間をかけて決めないといけないことでも、あんまり時間をかけても考えるだけで、行動に移せなければ意味がないので、70%くらい固まれば、まずは実行しましょう。
何が言いたかったかといいますと、これから始まる新しい仕事は、現場のコスト(お金回り)を考えるお仕事になりそうですよ。『現場 コスト 資格』で検索したら、『建築積算士』という、聴いたことのない資格名が出てきましたよ。聴いたことないですが、必要な知識そうだったので、5秒で申し込みましたよ。即決しましたので、今日からおべんきょうをがんばります!というお話でした。
それでは本日も素敵な1日をお過ごしください。
ご安全に!