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奇跡講座WB実践232 父よ、一日中、私の心の中にいてください

第二部
2 救済とは何か
レッスン232
父よ、一日中、私の心の中にいてください。

奇跡講座下巻 受講生のためのワークブック


私の心には、父はいない。
私は、この心に父がいないほうを選択している。
私はイライラしていたい。
彼女にイライラし続けるほうを選んでいる。
このイライラを手放す決断をし、聖霊に取り去ってもらうことを拒否している。
これを取り去ってもらうより、このイライラを同じように感じている人と共有したい。
彼女が私をイライラさせていると見ていたい。
私の投影だなんて知りたくもない。
そんな真理なんて聞きたくもない!!!!


私の中にまっくろな化け猫がいる。
手に鋭いナイフとフォークを持ち、牙は長く尖り、
目はギラギラと獲物を狙っている。


ーずっとこのままイライラする自分でいたいの?
 その先にあなたが真に求めているものがあるの?


わかってる。
さんざんやってきた。
憎しみは憎しみを生み続ける。
怒りは怒りを生み続ける。
正義だと信じて剣を振るえば、いずれその剣は私に振り下ろされる。
いつまでもどこまでも、きりがなかった。
ここでイライラし続けるのを選択すれば、この先もずっとこれが繰り返される。より激しさを増して。


なのに、彼女を思い浮かべるとイライラする渦に巻き込まれていく。イライラし始めれば、イライラする出来事は次々と起きていく。
そして彼女に忠告したくなる。
彼女を責めたくなる。
彼女の間違いを指摘したくなる。

止まらない。



止めるのは私しかいない。
私が選択するんだ。
私が決断するんだ。


今、決断するんだ。


これまでどおり、自我の私として生きるのか。
聖霊にこの心を告白し、委ね、取り去ってもらうのか。


イライラし続けるのか。
神をこの心に迎えるために、心を開くのか。




何度も決断したつもりだった。
でもイライラ渦に呑まれていく。

私の中のまっくろな化け猫に気づく必要があったんだ。
まっくろな化け猫と対峙しなければ。



化け猫であり続けるか。

化け猫を認め、聖霊に差し出すか。



彼女へのイライラを明け渡し、聖霊に取り去ってもらうなんて、
彼女に負ける感じがする。
だから嫌だと感じる部分がある。

彼女はなんだ?
彼女は私の投影だ。
彼女はいない。
ただ私の投影なんだ。

負けるも勝つもない。
私が私に負けてどうなる?勝ってどうなる?
なんの意味もない。



真の決断の時だ。

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