デザイナーは渡り職人
押井守の「アニメーターは渡り職人みたいなもの。」の言い回しは
デザイナーにも当てはまると思います。
プロジェクト単位で集まり、
デザインを奉納しながら次の場所へ行く。
そういう遊牧型のスタイルは、もの作りの職能集団にもともとあった特徴でした。
現代は、デザイナーといえど、特定の企業や土地に属す定住スタイルがスタンダードです。
一方で、2拠点で働いたり、オフィスを持たなかったり、場をシェアしたり、
社員なんだけど週3・副業OKだったり
その人に合わせた働き方が少しずつ選べるようになってもきています。
さて、自分の話。
今の僕のポジションは一人親方なので
フットワーク軽く
宮大工やアニメーターのような渡り職人スタイルにも憧れます。
若冲みたいに土地土地のお寺に屏風絵を描いていくみたいな仕事あったら
楽しいよな〜、と思います^^
(参考文献:日本美術応援団/ 赤瀬川原平・山下裕二 )
デザイナー行脚みたいな感じで、
「その土地のデザインを作るお礼に→宿とご飯と交通費もらう」を
プロジェクト化したら手をあげる地方の事業者や行政けっこういそう…
なんて思ったり。
過去の例でいうと、
組織的に遊牧していた職能集団って
仏師とかヒッピーとか墨子とかジプシーとかの宗教・職能集団なんですよ。
ギルド的なコミュニーンで移動した方がパレード感はあるかなと妄想。
すごい脱線したので、話戻りますが
デザイナーの遊牧コミューンとかあったら楽しそうですね。
旅をしながら作る。
土地土地でデザインを奉納しながら次の場所へ行く。
緩やかに移動しているラクダの上に乗っていた方が楽しいよな〜
を図にしてみたら本当に楽しそうでしたw
地方案件やりたい^^求む!
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