臨虚 a.k.a. TNK

自由と寛容と倫理のための散文.信仰と愛と希望のための詩歌.身体と現象と言葉のための写真…

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自由と寛容と倫理のための散文.信仰と愛と希望のための詩歌.身体と現象と言葉のための写真.ぼくときみといまのための生活.

最近の記事

2023 年に詠んだ短歌

二〇二三年に詠んだ短歌の纏めです。しばらく俳句を中心に詠んできて忘れていた短歌の韻律を、ようやくすこしずつ思い出せてきたかなというかんじ。 「推し短歌」に応募した歌は省いているので、以下をご参照ください。 また、俳句については立春以降に纏める予定です。 註三枚目の二首目はあまがさんの以下の投稿を元に詠みました。 https://twitter.com/amaga_gagaga/status/1682083435387682816 三枚目の三首目は五彩緋夏さんの以下の

    • ガザの平和を求めるオーロラさん(ノルウェーのシンガー・ソングライター)の投稿の翻訳

      以下はわたしの敬愛するノルウェーの若きシンガー・ソングライターであるオーロラさんがインスタグラムに投稿したメッセージの翻訳です. この文章では,“what” や “how” から始まる表現が多用されており,慣用表現なのでどう訳すのがいいか迷いましたが,オーロラさんからわたしたちへの問いかけであると受け止め,疑問文の形式を残すかたちで訳しました.“How on earth” も慣用表現ですが,かの女の歌う詞とも響き合う表現であると感じたので,「この大地の上で」という一節として

      • 推し短歌(モモコグミカンパニーさん、あのさん、たかはしほのかさん、カネコアヤノさんへ捧ぐ)+ 推し俳句

        「推し短歌」という企画を見つけたとき、ぜひとも応募したいと思った。最近は俳句の方に手応えがあり短歌はスランプ気味だけれど、むしろそこから抜け出すのにちょうどいい機会とも捉えられる。ぼくにとって厳密に〈推し〉と呼べるのはモモコグミカンパニーさんただひとりなわけだけど、ぼくは自身が使う〈推し〉という言葉の範囲を意図的にかなり狭めているので、この企画の意図するであろうところの「推し」に該当する人は他にもなん人かいる。締切までまだ余裕はあるし、その間に「現場」に行く予定なんかもあるか

        • カネコアヤノ単独演奏会『タオルケットは穏やかな』金沢DAY1 & 21世紀美術館『コレクション展 1』

          カネコアヤノさんの演奏会は,7 月の大阪城野外音楽堂以来 2 回目.前回はバンドセットでの演奏だったので,弾き語りは初めて.じむさんとふたりで日本海沿いを車で 5 時間ほどかけ(*1),カネコアヤノさんのほか BiSH や銀杏 BOYZ,リーガルリリー,I’s などを聴きながら約 10 年ぶりに金沢へと向かった. 金沢 21 世紀美術館『コレクション展 1』会場のシアター 21 がある金沢 21 世紀美術館に到着したのは 17 時ごろ.すこし時間があったので,『コレクション

        2023 年に詠んだ短歌

        • ガザの平和を求めるオーロラさん(ノルウェーのシンガー・ソングライター)の投稿の翻訳

        • 推し短歌(モモコグミカンパニーさん、あのさん、たかはしほのかさん、カネコアヤノさんへ捧ぐ)+ 推し俳句

        • カネコアヤノ単独演奏会『タオルケットは穏やかな』金沢DAY1 & 21世紀美術館『コレクション展 1』

          高井息吹 + 山内弘太 + カナミネケイタロウ / 児玉真吏奈 @ 京都 UrBANGUILD,2023年9月12日.ライヴ・レポート

          (以下は,9月12日深夜に 𝕏 に投稿したものの転載です.) 今夜の UrBANGUILD でのライヴ,すごく気持ちいい揺れ方を見つけられた気がしてます.最近行ったライヴに順位をつけろと云われたら一生迷えますが,ことトリップ感に関してはカネコアヤノさんの野音の「もしも」からの流れとともにベストに挙げられます. 1 組目のこだまりさんは,今年の『いつまでも世界は……』以来 2 回目.陶酔感(ややアッパー寄りの)と楽しさ(ポップな,という表現でいいのかな?)がミックスされた演

          高井息吹 + 山内弘太 + カナミネケイタロウ / 児玉真吏奈 @ 京都 UrBANGUILD,2023年9月12日.ライヴ・レポート