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HEMS(ヘムス)とは?導入の流れを解説!2023年補助金の最新情報もチェック

世界的に環境問題が深刻化している今、企業として環境問題に取り組む姿勢が重視されています。
政府は2030年までに1,100億kWh以上の削減(節電)3,000億kWh以上の再生可能エネルギー開発を目指す「グリーン政策大網」を掲げています。

「HEMS(ヘムス)」は環境問題改善に役立つとされており、今後の政策に欠かせない存在となっているのです。

しかし、実際どのようなサービスなのか、導入までの手順などわからないことも多いでしょう。本記事では、HEMSについて解説します。合わせて2023年度の補助金情報も確認しておきましょう。

出典:環境省「革新的エネルギー・環境戦略(概要)」

目次

  1. HEMSとは?

  2. なぜ今HEMSが必要なのか

  3. 2023年HEMSの補助金はある?

    1. 家庭用燃料電池補助金

    2. さいたま市スマートホーム補助金

    3. 2023年度は蓄電池の補助金が見込める

  4. HEMS導入までの流れ

  5. リンクジャパンが取り組むHEMS

  6. HEMSの導入は環境だけでなく電気代節約に役立つ

HEMSとは?

HEMSとは?

HEMS(ヘムス)とは「Home Energy Management System(ホーム エネルギー マネジメント システム)」のことで、名前の通り家庭用エネルギーの管理システムを指します。

電気やガス、水道の消費量をモニター等を通して見えるようにするほか、使っていない家電機器を制御(オフ)するのが主な役割です。

HEMSと合わせて自家発電を採用することで、自宅で電気をつくり(太陽光パネル)まかなえるようになります。スマートホームやスマートハウスとの相性が良く、太陽光パネルで作った電気を効率良く、無駄なく家庭内で消費できるようになるため、節電に貢献できるでしょう。

なお、東京都では2025年4月から大手ハウスメーカーが供給する新築住宅を対象とした、太陽光発電設置義務化が始まります。※一部対象外となる条件あり

都の政策により、さらにHEMSの導入が加速すると予想されるでしょう。

出典:東京都

なぜ今HEMSが必要なのか

以前から環境問題はたびたび話題になっていました。では一体、なぜ今HEMSが必要だと言われているのでしょう。原因は主に2つあります。
1つ目は「電力自給率をあげるため」です。

主要国のエネルギー自給率 ※出展 関西電力

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