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低脂肪食が中高年齢者の寿命を延ばす

いくつかの短期間の臨床試験で、減量と心臓保護のための低炭水化物ダイエット (LCD) と低脂肪ダイエット (LFD) の健康上の利点が実証されていることから、中国・北京大学などの研究チームは、これらの食事が中年および高齢者の死亡率に及ぼす影響を調査した。

研究チームは、50 歳から 71 歳までの 371,159 人を対象とした研究データを解析した。追跡期間の中央値 23.5 年の間に 165,698 人が死亡した。

データ解析の結果、飽和脂肪の摂取量が少なく、植物性タンパク質と高品質の炭水化物の摂取量が多いことを特徴とする健康的なLFDは、あらゆる原因、心血管疾患、およびがんによる死亡の減少に関連していた。

対照的に、全体的なLCDおよび不健康なLCDは、有意に高い総死亡率、心血管死亡率、およびがん死亡率と関連していた。健康な LCD は、わずかに低い死亡率と関連していた。

「私たちの結果は、中年および高齢者の全死因および特定原因による死亡を防ぐために、飽和脂肪の少ない健康な LFD を維持することの重要性を支持しています」と著者らは結論付けている。

出典は『Journal of Internal Medicine

http://dx.doi.org/10.1111/joim.13639


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