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川面がどんなに変化しようとも、川底でずっと美術の火を絶やさないで、どんな形でもいいからずっと活動していって下さい

一念発起して、一時期、美術の為だけに時間を費やした時期に制作した作品達。

本当に愛おしい。全く目が出なかったけど、チャレンジして良かったと思う。

唯一賞が取れたのがこの作品。
賞の知らせを聞いた時は本当に嬉しかったなー。



賞も嬉しかったけど、大好きな作家の方にかけてもらった言葉が今も私の中にずっと残ってる。

川面がどんなに変化しようとも、川底でずっと美術の火を絶やさないで、どんな形でもいいからずっと活動していって下さい。って。

あれから、会社員になって、美術の時間に触れる事がどんどん少なくなっていった。

でも、あの言葉がずっと自分の中に残ってて、またいつか戻ろうと思ってた。

苦しくて、辛くて、認められなくて、自分を支えられなくて、そんな自分を責めて・・・

もうあんな思いしたくないとも思ったけど、
こうやって作品を見ていると、何ひとつ間違ってなかったと思える。

苦しかったのも、全てが、ただただ、今は愛おしい日々だ。

あれから、時代は進化して、2021年にNFTという技術と出会った。
昔からJPEG画像を販売する試みはあったと思うけど、
やはり、唯一性を証明することは難しかったし、
そんなものにお金を出す空気も無かった。

でも、今、カジュアルにこういった作品を売買出来る仕組みが出てきて、
本当にワクワクしている。

美術の火は消えていなかった。
私の中で小さいけど灯っていた。
大切に大切に燃やし続けたい。

ようやく多くのアーティストが、自分の表現で生きていける時代が来たんじゃないかって思うと本当に素晴らしいと思う。

これからどんな風になっていくのか?
とても楽しみだ。


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