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想定外の出来事をひとつ一つ乗り越えて、一年かけて役職にふさわしい人材に成長する。第4回理事会を終えて

昨日は、茅ヶ崎青年会議所の2021年度の第4回目の理事会でした。

1月からの事業の検証議案と、これから佳境に入っていく4月〜夏にかけての各種事業の議案が上程されました。例年、この理事会は本当にハード!

ですが、今年度最も意見が出て、緊張感がある理事会だったと思います。

昨日のような理事会をやってみて、じゃあどのような理事会だと最もみんなのパフォーマンスが上がり良い組織を作れるのか?を考えてみたいと思います。

茅ヶ崎青年会議所の理事会は、とっても神聖な場、というプライド

例年、理事会は完全クローズです。理事会構成メンバーのみが参加できて、例外的に議事録担当者が参加されます。だからこそ、議事録担当者は議事録を作成することは大変ですが、特に新入会員にとっては所属する青年会議所の事業・例会がどういうプロセスで作られるのか、もっというとどんな議論がなされているのかを味わうことのできる、とても貴重な機会でした。

ただ、今年はオンラインからスタートしていますので、オープンです。オブザーブウェルカムです。

とはいえ、オブザーブしても楽しいものではありません(笑)

上程する委員長の皆さんも本気で臨みますし、その委員長は背後に委員会メンバーの想いを背負っています。それに対して、理事会構成メンバーは、それぞれが背負う委員会メンバーのためにも全力で正論を出します。これが茅ヶ崎青年会議所の会議のあるべき姿です。

議論を尽くす、ということについて

ただ、なかなか議論を尽くすって難しいんですよね。

限られた時間内で行われるものですし、背景から事業目的を詰めて、手法として様々な視点を踏まえて意見を出して、それに対して委員長は質問者が納得できる答弁をする。そのためには答弁者としての準備も問われます。

私は、主客一体という言葉が好きなんですよね。

茶の席は亭主と客とが一体となって空間を創り上げるもの、という日本文化の一つの表れなのですが、理事会もこういうものだと思っています。

委員長が議案を作りゃいいってものではなく、25名近い理事会公正メンバーを納得させるような議案を作り込む努力をし、それ以外の人はそれ以上の質問、意見をぶつける。このせめぎ合いこそが、主客一体だと思うんです。

もし、オンライン開催で、自分に関係しない議案についてネットショッピングなんてやってようなもんならば、マジでやめてしまった方が良いわけです。それがプライドだなって私は思います。

このメンバーで議論をできるのは、今年だけ

さて、こうして高いレベルで行う理事会ですが、このメンバーで協議できるのは残り9回です。この9回で事業を作って、人を育てて、まちを少しでも良くしようとしていくわけです。多いでしょうか?

一期一会という言葉があります。

人との出会いの価値を最大級に込めた言葉です。

私たちはみんな一人一人かけがえのない仲間です。めちゃくちゃ厳しくやるのは圧倒的な思いやりを前提にしなくてはならないし、お互いに対する敬意を絶対に大切にして欲しい。これがあるから、JCの会議は価値があると心から私は思っています。

会議のプロセスもまた学びであり、友情を育む場です。

残り9回をどんどん良くしていきたいですね。





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