初めての派遣社員にチャレンジ!! 派遣未経験の方、必見!! これで不安も解消!
今まで派遣で働いたことのない人が【派遣社員】で働くというと、抵抗がある方が多いかと思います
世間のイメージですと、
「派遣=即戦力」「派遣=難しい」「派遣=不安定」「派遣=切られる」
といったマイナスイメージをもたれる方が多いかと思います
実は【派遣社員】としての働き方にはたくさんのメリットがあります!!
この記事では、「派遣社員として働く」にあたっての準備~面接~職場見学~入社~退職~次の職場探しまでの一連の流れを詳しく解説していきます
この記事で分かること
・【派遣社員】として働くまでの一連の流れ
・採用されやすいポイント、コツ
・退職から次の仕事探しまでの流れ
【派遣社員】で働くにあたっての準備
履歴書を書く
通常、正社員やアルバイト面接に行く際と同じように履歴書を書きます
写真はしっかりと貼り付けましょう
職歴は、あまり細かく記載しなくても大丈夫です ※書いてあることに超したことはないですが
※面接の際に、派遣の担当者から聞かれます
今では【履歴書不要】の派遣会社も多くあり、来社後にアンケートという形で職歴等、確認されることがあります
「仕事に対してやる気があります!」という意思表示もふまえて、履歴書はしっかりと準備しておいた方が派遣会社への印象は良いですね
求人情報を検索する
履歴書が準備できたら、地域の求人誌、WEBで求人情報を取得します
今では、求人広告会社がたくさんありますので、ネットから取得する方が、幅広く検索できます
インターネット検索枠に、例えば【東京都 派遣】と入力すると求人情報がたくさん出てきます
※現在【INDEED】へ求人情報が紐付けされるケースが多いです
派遣登録から面接
派遣会社へ応募する
求人検索で自分の条件に合う仕事が見つかったら、派遣会社へ応募をしましょう
派遣会社によって、応募の仕方が様々あります
※TEL、メール、派遣会社の応募フォーム、等
応募をすると派遣会社から返信がありますので、履歴書を持って派遣会社に伺います
※今ではWEB面接を対応している派遣会社も多いですね
派遣登録、面接に伺う
面接では、通常の面接通り、今までの職歴をメインに聞かれます
ここで、派遣会社の裏事情(本音)としては、以下のポイントが重視されます
■どのような職歴があるか → この人はどこの企業に紹介できるか?!
■仕事の継続性があるか → この人は入社しても直ぐに辞めてしまわないか?!
■資格を持っているか → 本人が希望している仕事以外で他に紹介できる企業はあるか?!
■健康チェック → 仕事に支障が出てしまう持病をもっていないか?!
■コミュニケーション力 → 職場で他の社員の方と上手くやっていけるか?!
■派遣会社の立場としては、「この人の経験、スキルで最大限、派遣費用を企業へ高く請求できる仕事はないだろうか?」という考え方があります
例)Aさんが高い経験スキルを持っていたとして、請求額1,500円のB仕事と請求額2,000円のC仕事のどちらを紹介するといえば、C仕事を紹介します
おのずとC仕事の方が自分への時給も高くなります
自分自身の経験、スキルを大げさに伝えるのは好ましくないですが、持っている知識、経験、実績は最大限に伝えましょう
時給が高い仕事に出会えるチャンスです
仕事の紹介
自分の条件を伝えたところで、派遣会社からいくつかの仕事紹介があります
仕事紹介に当たっては、紙面を使っての案内、口頭での案内など、派遣会社によって様々です
仕事決める際の条件としては、以下のポイントを押さえましょう!!
勤務場所、通勤時間・・・毎日通うと考え、無理ない距離であるか
勤務時間、残業・・・日勤のみか、交代制、勤務曜日、残業が月間どの位あるか
就業期間・・・長期、短期、途中で終了する可能性があるかどうか
(今後、直接雇用の可能性があるかどうか、希望される方は要確認)
条件に合う仕事が見つかったら、派遣会社に伝えます
あなたの希望と企業とのマッチング
派遣会社の担当が、あなたの希望する企業へ連絡を取ります
■派遣担当者:
御社を就業希望する方がいらっしゃりますが、職場見学をお願いできますでしょうか?!
▲企業:
ありがとうございます。
それでは、○月△日の10時にお願いできますか?
■派遣担当者:
ありがとうございます。
それでは、○月△日の10時にお連れ致します。
よろしくお願いいたします。
派遣会社と企業との間では、上記のようなやり取りが行われます
いよいよ職場見学へ!
職場見学/顔合わせ
日程調整
派遣会社から職場見学の日程の連絡があります
もしあなたの希望日程が合わなかったら、派遣担当が調整してくれるので、それが決まったら、派遣会社の担当と一緒に職場見学/顔合わせへと伺います
職場見学/顔合わせ
職場見学/顔合わせでは希望する企業の担当者から、仕事内容、職場環境について、お話を伺います
①仕事内容の説明
まず、企業担当者から仕事内容の説明があります
勤務時間、曜日、残業、休日出勤、仕事内容の説明、職場環境(人数、雰囲気、等)
「しっかりと聞いています」という態度で返事、うなずきながら、話を聞きましょう
②企業側からのあなたへの質問
続いて、企業担当者からあなたへの質問です
主に、今までの職歴について(何ができるのか)聞かれることが多いです
企業の担当者の頭の中では、下記のようなことを考えています
「この人を受け入れてどんな仕事を任せることができるんだろうか。。。」
「この人は周りの社員と上手くやっていけるかな。。。」
「直ぐ辞めてしまわないのかな。。。」
上記内容を払拭できるような、返答ができればベストです
③最後に企業担当者から「何か聞きたいことはありますか?!」
必ずといって良いほど、この質問があります
仕事内容、職場環境のことについて、気になったことは何でも聞いて大丈夫です
※ただし、待遇条件(時給、交通費、福利厚生、等)は派遣会社対応の為、控えましょう
一通り説明を聞いて、特に質問がない場合、よく「特にありません」と答えてしまうケースがあります
受け取り方によっては、「この人はやる気がないんだな。。。」と取られてしまうことがあります
必ず質問はするようにしましょう!
そんなときは、『この仕事で一番気をつけることは何ですか?!』
この質問をぶつけましょう!!
この質問は非常に効果的で、仕事の中で、重要視すべきポイントが出てきます
すると、企業担当者が注意すべきポイントを教えてくれます
何も聞くことがない、などと頭が真っ白になったときは、この質問をしてみましょう!
採用されるポイント
「与えられた仕事は何でもやります!!」という態度
笑顔、元気、受け答えはハキハキと!
こちら側の制限条件について必要以上に多くは伝えない
※ワガママな印象を持たれないように「残業、休日出勤は喜んでやります」※可能であれば
※企業は人が足りなくて困っている、労働力が多く欲しい
注)実はこの職場見学(ほぼ面接に近い)は派遣法では禁止されています
しかし実情では、このような職場見学が横行されている現状があります
マッチング作業
職場見学/顔合わせが終わったら、派遣会社の担当者から、あなたの就業意思を聞かれます
「就業したいか」、「辞退したいか」、です
就業したいと希望した場合、派遣会社から企業へその旨、伝えられます
先方企業としての受け入れ判断がなされます
受け入れOKであれば、いよいよ内定です!!
※あなたが希望しない場合、派遣会社の担当者は別の企業をあなたに案内する場合があります
実はこの「受け入れ判断」、派遣法ではNGになっています
原則、派遣会社が紹介した人物は、企業側が受け入れなければならない、規則です
※企業側に採否判断の権利はありません
入社まで
内定しましたら、あとは入社日の日程を待つだけです
その間に、派遣会社から①入社に関する書類の準備、②制服がある場合は、制服の準備などを整えます
入社日当日は、派遣会社の担当者が同行してくれるケースが多いです
初日は不安ですもんね!
「朝、何時に○○に待ち合わせで」などと、当日の予定を調整してくれます
担当者と合流したら、一緒に会社の窓口にいきます
派遣会社の担当者の付き添いは通常ここまでです
その後は企業の担当者から仕事について説明があり、受入れ教育から仕事に入ります
入社当日の就業時間終了時、派遣担当からのフォロー
派遣会社の担当からTEL連絡、担当者が直接職場に来て、様子伺い、があることが多いです
退社したい場合の手続き ~ 次の仕事の案内まで
退職手続き
様々な理由で仕事を続けられなくなった場合、派遣会社の担当者へ退職の旨、申し出をします
そうすると、派遣会社の担当者から企業担当者へ退職の旨が伝えられ、日程を決めて退職となります
※ここでは、まず先に派遣会社の担当者へ退職の旨を伝えましょう
注)企業担当者へ先に伝えてはいけません
派遣担当が退職日の調整をしてくれます
希望通りの退職日とならないケースもあります
基本派遣雇用契約期間が決まっているので、その期間までは全うしましょう
※やむを得ない場合は仕方ありません
退職に当たっては、企業からの貸与物はしっかりと返却しましょう
派遣会社が代理で返却してくれる場合もあります
次の仕事の案内
退職日が決まると、派遣担当者は次の職場を検索し、あなたに紹介をすることがあります
余程、迷惑となる辞め方をしなければ、派遣会社は仕事を紹介してきます
条件が合う仕事を紹介されれば、その段取りは、先に説明した内容どおりです
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