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気持ちが沈み込んで体もまるごとベッドに沈み込んでいくような感覚に襲われる、
そんな日がしばらく続いていた。
このまま深く深く沈んでいくような。
冬の夜の日本海みたいに黒くて冷たくて底も見えない
岩にぶつかる波の音が少し怖かったことを思い出す。

夕方、思ったより寒くて着る服間違えたなぁと
思いながら外に出た。
久しぶりに会う人たちと
もう全く覚えてもない話にお腹がよじれるほど笑った。

帰り道、不安とか怖さとかが薄らいで
凪いでいる感じがした。
行きしほど寒くはなかった。

どうでもいいことをどうでもいいと笑える
浮いたり沈んだり

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