影響の輪の中で

今日は前回かぜをひいた「のってるボーイ」からダッシュで逃げた2人の話です。

クリエイター「k a j u」の「かがやくまち」はこちらからどうぞ。

https://note.com/03kaju


EP8・それぞれいろいろ

画像1

2人が親分のところに向かいます。

親分というか、オヤブンという名前のキャラクターですが。

ちなみに小さい方は、

右→「おちびちゃん」

左→「おちびくん」


画像2

ダッシュで逃げるほどですから怖かったんですね。


画像3

ここでオヤブンと話していますが、2人とも小さくてウイルスには弱いようです。

そう考えれば、マスクをした「のってるボーイ」から逃げてくるのもわかります。


画像4

そんな怖がっていた2人にオヤブンは、

「でもね、皆それぞれ君たちと同じで、違う不安があるんだ。皆それぞれ一生懸命なんだ」

と伝えます。


画像5

オヤブンはさらに言います。

「そう、だから自分の一生懸命をやればいいよ。そしたら人の一生懸命もわかるから応援もできる」


画像6

画像7

2人は納得したようですね。

(なんか黒くなったけど着替えたのかな?笑)


画像8

そして自分のできる事である「うがい」を頑張る事にしたようです。


前回の時点では、ちょっと大げさでひどい反応にも見えた「おちびくん」と「おちびちゃん」ですが、実際は体が弱くて、人並み以上に警戒していたことがわかります。

事情を理解すれば「ある意味仕方なかったのかな」とも思います。

オヤブンは2人の事をよく知っているので、そんな気持ちも理解していますね。

しかし、いつも関わっている2人だからこそ、「バイキン怖えー」という姿を見た時、風邪を引いた人から逃げてきた事にも気づいたんだと思います。


画像9

この状況が想像できたんですね。


だからオヤブンは「自分の都合だけで考えてはいけない、相手も不安がある」という事を伝えたかったんだと思います。


今の世界ではこういう「相手の立場も考えて、自分のできる事をやる」という事が必要に思えます。

ウイルスが蔓延していて、いろんな不安があります。


自分が死んでしまうかもしれない。

自分の大切な人が死んでしまうかもしれない。

仕事がなくなってしまうかもしれない。

損をしてしまうかもしれない。

批判されるかもしれない。


立場によってできる事も違います。

世界や国を動かす立場。

医療の現場で戦う立場。

情報を伝える立場。

いつもの仕事で人々の生活を支える立場。

仕事を止めて感染を防ぐ立場。


それぞれの「不安要素」も違えば「できる事」も違いますよね。

そんな中「国が悪い」「医療が悪い」「会社が悪い」「マスコミが悪い」などいろんな話がでます。

確かに「これが状況を悪化させている」という分析自体は大切だと思いますが、あまり批判的になってしまうのはどうかと思います。


自己啓発書で有名な「7つの習慣」には「関心の輪と影響の輪」という話があります。

関心の輪=自分が関心を持っている範囲(ここでいう立場の違う人の行動も含めて、自分が関心を持つ範囲)

影響の輪=自分が影響を及ぼせる範囲(ここでいう自分にできること)

関心の輪にとらわれず、影響の輪に自分の力を注ぐ事が大切だという話ですね。

そんな風に、他人の批判に集中しないで、自分のできる事に集中するのがいいんじゃないでしょうか。


EP8から導くアクションプラン

自分ができる事に集中する

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?