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自然感じたいディズニー



大学のサークル同期とディズニーに行った。


陽キャみたい。


大学時代、いつも、なんやかんや一緒にいてくれた5人と、私と、
合わせて6人で行きました。



めちゃくちゃ楽しかった。







でも、なんかふと、また寂しくなった。


前もサークル同期について書いて、
ひたすら寂しいっていう話したんだけど。



たまたま同じサークルの同じセクションになっただけの人たちで、
特にそれ以外の共通点はなにもなかった。


入学した時は、ただ同じセクションだから一緒にいる、という感覚で、

一応ご飯会でもしておくか、みたいな、半分義務みたいなテンションでお好み焼き屋さんに行ったのは2018年のこと。

ちなみに、何話したのか全然覚えてない。

なんか集団行動できないやつ多いな、とは思った。

店から駅に歩いて帰るだけでみんな歩くスピード違うし。
それに気がついたのは6人のうち半分くらいだったと思う。
知らんけど。

出会った時から、みんなマイペースだった。




このグループの中に1人女の子がいるんだけど、
先輩たちに、『せっかくの女の子同士だから仲良くしなよ!』って、サークル入って早々に言われて、


サークルの空き時間に2人でコンビニに行った。


話題がなくて、わたしが
『この生春巻き美味しいよ、私のブームなの』
って話をしたせいで、
その子は、その生春巻きを買わざるを得なくなってしまった。

そんな距離感。



でもこの話、5年経った今となっては、
生春巻きを見るだけで思い出す、素敵な笑い話になっている。

私、最近は生春巻き食べないけど、生春巻きを見るだけでその子を思い出すんだよね。

懐かしいな、と温かい気持ちになる。

大好きな思い出。



私はこの子たちに感謝してる。



大学2年、サークルに行きたくなくて、でも練習は行かなきゃいけない、とちょっと嫌な時期があった。


サークルの練習終わり、お腹が空いていて、でも誰かをご飯に誘うほどの心の余裕はなくて、

そんな時いつもこの5人の誰かとご飯に行ってた。


サークルに行くのがだるい時、この中の誰かを誘って、最寄駅から3駅くらい手前で降りて、

一緒に歩いて練習に行った。



そんなことを繰り返していたせいで、周りからはこいつらいつも固まってるな、と思われていたような気もする。


私が毎回誘ってたから私が悪い。


毎回付き合ってくれてありがとうございます、だね。



気がついたらサークルの中の居場所はここの5人になっていた。

気がついたら一緒にいた。

一緒にいられなかったら、わたしはサークルの幽霊部員になっていたかもしれないな〜とたまに思ったりする。

今日練習くるかな〜って恋する乙女ばりに気にしてた。(時もあった)(ってか練習ならちゃんと来いよ)






この子たち、一癖も二癖もある圧倒的マイペース軍団で、


ずっと一緒にいた割には、ディズニーに行ったことがなかった。
というか丸一日遊んだことが、ほぼなかった。


まぁおしゃべりだけで十分楽しいからだね。
いろんなご飯を食べに行きました。


スイーツビュッフェも行った。
そのお店はもう潰れてた。ちょっと悲しい。




まぁなんで、ご飯ばっかりかというと、

そもそも、このメンバーに、遊ぼうぜって自ら声をかけるタイプの人間がいない。

一時期それに寂しさを覚えたこともあったし、
一緒にいたいと思っているのは私の片思いかと思うこともあったんだけど、

冷静に単純に、一緒にどっか行こうって一歩踏み出すタイプがいないだけだった。


誰かしらと話してたら、『そろそろ会いたいね〜』って言ってくれるから、私がLINE動かしてた。


ちなみに、最近は私ばっかりで恥ずかしいので、
そろそろ会いたいねって言ってくれた子に、
自分でLINEを動かせって言ってる。


そしたら意外とやってくれる。
かわいいね。





そして去年、大学を卒業して、みんながみんな首都圏の人間ではなくなってしまって、

あんなにも常に、気がついたら横にいたのに、
離れ離れになっちゃって、悲しかった。



でも大学を卒業して1年、ピューロランドにも行ったし、レンタルスペースを借りて料理してSwitchした。

現役時代より、積極的あそび(?)をしている。

大学生より大学生してる。



せっかくこの子が東京にいるんなら、
せっかくみんなの休みが合うなら、
という気持ちで遊んでる。


1人明らかに毎回首都圏外から通わされてる人いるけど。
帰ってきてくれるなら、全力で誘いたいよね。
行動力から感じる愛もあるね。



ちなみに、不謹慎を養分に生きている人が数人いるので、
ピューロランドでもディズニーでもちょっとヒヤヒヤした。
でも普通に楽しんでた。案外、普通の人間なんだな。
知性のある不謹慎好きなんだな。


この子たちには何を言っても大丈夫なので、
いつも適当な話ばっかり振ってる。

こういう存在は大事にしたいと思う。


そう思ったディズニーでした。



ちなみに、集合時間はお昼前だったくせに、時間ないわとか言って夜ご飯立ち食いして、閉園ギリギリまでしっかり遊んだ。

ディズニーという人工物の中で(私がこんなこと言うもんじゃないけど)、自然感じた〜い、とか言って
カヌーみんなで漕いで、トムソーヤ島も行ったね。


超絶楽しかったね。

また行こうね。
次いつ、予定が合うかわからないけど。

1年以上会えないかもしれないね。



普段あまり深い話をしないから、
みんなが今どういうことを頑張っていて、
何を辛いと思っているのか、
正直わからないこともたくさんある。



別に相談して欲しいとか、話して欲しいとかそういうことじゃなくて、
ちょっとでもみんなの心の拠り所、気分転換できる場所になれればいいな、くらいにしか思ってない。



頻繁に連絡を取るわけでもないから、
いつかぷつっとこのつながりが消えてしまうんじゃないかな、と怖く思ったりもする。


でもどういう形であれ、みんな、離れている間も幸せに楽しく生きてくれてればそれでいいな、と心から思う。


でも、やっぱりたまに会って、この人ら変わらんな〜っていうの、
ずっとやっていきたい。





しかしこの6人でディズニーランド行けちゃったからな〜。
もはや行くところないな。


『完』




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