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クリーニング店を利用している人はどのくらい?

街中でよくみかけるクリーニング店。実際に利用している人はどのくらいいるのでしょうか?そこで全国の10~60代の男女を対象に、クリーニング店の利用頻度について調査。クリーニング店にあったらうれしいサービスについても聞きました。

1.8割弱の人がふだんクリーニング店を利用している!利用する頻度は?

宅配型のクリーニングサービス利用も含めて、ふだん、クリーニング店を利用するか、また利用する方は頻度について聞きました。

「まったく利用しない」という人は全体で23%となり、8割弱の人はふだんクリーニング店を利用していることがわかりました。

年代別にみると、若い年代ほど「利用しない」割合が高く、10代では約5割と過半数になっています。学生の場合は、自分ではなく家族が代わりにクリーニング店を利用している、という場合もあるかもしれません。

次に頻度をみると、全体で「4~6か月に1回」がもっとも高い割合になっています。季節の変わり目に衣替えをするなどのタイミングで、クリーニング店を利用する人が多いといえそうです。
また、年代が上がるにつれて、クリーニング店の利用頻度が高くなる傾向にありました。特に「月に1回以上」利用する人の割合は、60代では16%となり、60代男性では2割超でした。
グラフにはありませんが、女性に比べて男性のほうが、クリーニング店を利用する頻度はすべての年代で高い傾向となり、特に30代以上ではその差が顕著となりました。男性は、スーツやワイシャツなど、クリーニング店にお願いしたい衣類が多いのかもしれません。

2.クリーニング店にあったらうれしいサービスは?

すでにあるサービスも含めて、クリーニング店を利用するときに「あったらうれしい」と思うサービスを聞きました。ふだんクリーニング店を利用しない方にも、こんなサービスがあったらうれしいと思うものを回答してもらいました。

全体では「高度な染み抜き」が約27%でTOPに。2位以降は「早朝営業・夜間営業」「衣類の修繕・リペア(ボタン付け、かぎはぎなど)」「大きいもののクリーニング(布団、カーテンなど)」が2割台で続きました。「高度な染み抜き」は、女性では約3割でTOPでした。一方男性は「早朝営業・夜間営業」がTOPで、「高度な染み抜き」も僅差で2位でした。

年代別にみていくと、10~20代では「速攻 / スピード仕上げ」が2位にランクイン。また、10代では「雑貨・インテリア用品のクリーニング(ぬいぐるみ、ソファーなど)」がランクインし、特に10代女性で3割弱となっています。

最近よく目にするようになった「宅配で出せる / 届けてくれる」サービスは、20~30代で2割台と高めです。20代女性でもっとも割合が高く25%でした。仕事や子育てなどで忙しく、クリーニング店が営業している時間に行けなかったり、大量の衣類や大きいものを運ぶのが大変だったりするのかもしれません。

30代では「大きいもののクリーニング」が2位にランクインしており、特に30代女性で3割超と他の年代に比べ高い割合です。布団などの寝具やカーテンなど、家庭では洗濯しづらいものや手間がかかるものは、クリーニング店のサービスを利用したいと思う人は多いようです。

50~60代では、他の年代よりも「衣類の修繕・リペア」「衣類のリフォーム・リメイク(サイズ直し、デザインの修正など)」が高めの傾向です。

60代では、「衣類の預かり・保管」が他の年代よりも高い割合で5位にランクインしています。60代女性では、2割台後半の割合となっていました。季節ものなどは、クリーニング店に預かってもらうことで、保管状態もよく、クローゼットもすっきりと過ごせるのもよいですね。

一方、クリーニング店を「まったく利用しない」割合が高い10代では、「特にない」という人の割合も高めになっています。

まったく利用しないという人も2割ほどいるものの、多くの人はふだんからクリーニング店を利用していることがわかりました。最近では、宅配でクリーニングを利用できるサービスも増えてきており、お店に直接行かなくても気軽にクリーニングを利用できるようになってきています。今後もさまざまなサービスが増え、利用しやすくなるとうれしいですね。

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【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~64歳の男女
実施時期:2022年5月2日~2022年5月5日
有効回収数:5254サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります


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