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重賞回顧

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秋華賞回顧

 結果から言えば軸とした馬が二桁着順という散々(自嘲)の結果だったが、先週とは逆に調教診断はそこそこ結果出せたと思う。取り敢えず心情的には回顧もしたくない気分だが、しないとお話にならないのでしておこう。

まず馬場状態だが、予想の段階で考えたよりは若干良かったものの、回復しても多少タイムは掛かる馬場という予想は概ね当たったように思う。ただ、想定外だったのは、内がまだ伸びる馬場だったということ。この

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凱旋門賞回顧

 回顧と言っても海外のレースに詳しいわけでもなく、具体的な力関係などについて言及したところで虚しいだけだろう。しかしながら、日本馬がここ最近、凱旋門賞で馬券に絡めないどころか大惨敗を繰り返す要因に何があるのか、凱旋門賞を通じて少し考えてみたい。

 ただ、その前の大前提として、90年代末辺りから海外遠征でも日本馬が結果を出すようになり、その理由が「日本馬」の実力がそれ以前と段違いに上がったからだと

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毎日王冠回顧

 過剰人気と見てダノンキングリーを軽視していただけに、出遅れた瞬間ガッツポーズをしてしまった(嗤い)が、最後に舌打ちする結果となった。個人的な是非はともかく、早速回顧してみよう。

 レースラップは以下の通り。
12.9 - 11.3 - 11.3 - 11.5 - 11.5 - 11.6 - 11.2 - 11.3 - 11.8(勝ちタイム1分44秒4)
 同日2勝クラスの平場戦が、
12.3

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京都大賞典回顧

 スローを予想していたのだが、馬場状態を加味しても、思ったよりは速く(まあ馬場を考慮するとミドルペースぐらいか)なって、おまけに逃げを主張する馬がいなかったので、予想の軸としたダンビュライトが逃げる形になったのは、微妙に想定外だった。まあ結果的に見ると予想は当たった(やはりワイドにしておいて良かった)が、何とも煮え切らない形の結果となった。

 ラップは以下の通り。
12.9 - 11.0 -

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サウジアラビアRC回顧

 府中開催がいよいよ始まったが、開幕週ということも相まって馬場状態は非常に良く、好タイムも出ている。ただ、「後ろが全く来ない」、「外が全く来ない」と言う、近年の府中にありがちな極端な前有利という程ではない様だ。「ある程度内・先行有利」というぐらいの感覚で捉えておいた方が良さそう。つまり、以前の認識の府中開幕馬場程度の認識でOKということだ。

 一方、本日は秋競馬開催初の2歳重賞、サウジアラビアR

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スプリンターズS回顧

 調教診断で全部「B」評価を付けた馬で決まるというある意味最悪の出だしとなったが、調教は1つのファクターでしかないので仕方あるまい。それはともかく、早速回顧してみたい。

 まずはペースから。
11.9 - 10.1 - 10.8 - 11.3 - 11.2 - 11.8 
(11.9 22.0 32.8 44.1 55.3 67.1)
直前の旧1000万下クラス勝浦特別が
12.0 - 11.0

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