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誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)節約疲れは、心の疲れ

あらゆるものが日々値上がり、
収入がふえないのなら、
何かを節約しなければなりません。
しかし光熱費、水道代、食費などは節約するといっても限度があります。
そうなると、節約しても生きていける家計費、
中でも被服費を今まで以上に節約する方も多いでしょう。

しかし、節約も度を過ぎたり、長く続けていくと心が疲れてきます。
なぜかというと、そこにはいつも葛藤があるからです。

それは欲しい、だけれども手に入れることはできないという、
真逆のベクトルへ向かう心の葛藤です。

なぜ欲しいと思うのでしょうか。
それは欲望をかきたてるものの存在を知ったからです。
その存在を知らなければ、欲望など生まれません。
雑誌の広告で、誰かのインスタで、買い物へ行った先で、
私たちは、今まで知らなかったものの存在を認識します。
すると、眠っていた欲望が知らない間に燃え上がるのです。
それは熾火となって、長年くすぶり続けてきた小さな炎。

けれども節約しなければいけません。
欲望の炎は消さなければなりません。
瞬時に握りつぶしたその炎は、
掌の真ん中に、ほんの少しやけどの傷跡を残します。

その傷跡によって、過去、その同じ場所に作られた傷跡がうずきます。
それは幼いころ、同じように欲望の炎を、誰か、それはほとんどの場合、親ですが、によって握りつぶされた炎によるやけどの傷跡です。

その欲望は、あるいは誰かの欲望だったのかもしれません。
それは本当に必要なものなんかではなく、
ほんのちょっと、遠くまで行けるといった自分の能力や、
笑顔のための喜びの感情を増幅させるために欲しかっただけかもしれません。

しかし、ほとんどの場合、理由もなくそれは阻止され、手に入れることはできませんでした。
あのフリルが幾重にも重なったスカートも、
赤いエナメルのメリージェーンも、
ネコちゃんのパッチワークがついたポシェットも、
すべて「だめ」と言われたもの。
そして私たちは理由もわからず「だめ」と言われるたびに、
天真爛漫な笑い方を忘れ、心を凍らせたのでした。

私たちの手のひらにはいくつもの小さな、このやけどの傷跡が残っています。
ほとんど誰の手のひらにも、
目には見えなくても、
忘れてしまったとしても、
消えずに、堆積して、そこに存在しています。

節約のし過ぎにより、再びこの傷はうずきだします。
なぜなら、この傷は時によって癒されてはいなかったからです。
重症であればあるほど、節約はあなたの心を疲れさせます。
放っておけば、あなたの心は機能しなくなり、
ほほ笑みは消えるでしょう。

心のケアをしましょう。
被服費の予算を削る、までは構いません。
しかしただ削るのではなく、
その中でも自分が心底欲しいと思っているものは、
何かしらの方法で自分のところへくるような算段を考えましょう。
方法はいろいろあります。
セールやアウトレットの利用、
古着屋、フリマアプリの利用、
要らなくなった人に譲ってもらう、
誰かから借りる、
今から貯金してお金を少しずつ貯めるという方法など、
そのほかにも何かしら方法があるでしょう。

完全なる自分の欲望の否定は、あなたの心の傷を再燃させ、
魂の喜びを奪います。

好きな服を着られるという肉体の経験は、
永遠に続くものではありません。
それは、はかなく幽けきもの。

最後に脳裡にあらわれる喜びの思い出のためにも、
節約のさなかにあっても、
喜びを約束する欲望の炎をすべて消してしまわないように。

何かしらいい方法があるはずだと設定して、
それを手に入れてください。

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2022・12・30



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