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誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)なりたい自分の服を着る

たとえば、誰でも、やせたらあれを着ようとか、お金が入ったらあのコートや靴を買おうとか、何かあるのではないかと思います。

もしくは、将来は絶対ああいう生活をしようとか、あの仕事をしようとか、目指すべきところがあるのではないでしょうか。

そういうとき、服は、そういう状態になった後、それにふさわしいものを選ぶのが普通だと思うのですが、そうではなくて、先に服からそのスタイルを作ってしまったほうが「なりたい自分」により早く近づけるのではないかと思います。

やせたら、あのドレスを買うのではなくて、先に買ってしまう。
そしてそれを毎日眺める。たまに着てみる。
そして、そのドレスが似合う自分をありありと想像し続ける。
するとそのうちに、多分なのですが、体はそのドレスにふさわしい体型に近づいていきます。

服というのは、皮膚に一番近いものです。
色が気分に影響を与えることはよく知られています。
単純な言い方では、ピンクは女性らしさとか、ネイビーは理知的とか。
私たちは、色を使うことでだいぶ気分を変えることができますが、その色プラス、自分のなりたいイメージの形を付け足すことで、自分がその気分を体験することができるようになります。

その気分を濃い密度で体験し続けることによって、多分、あなたが変わります。そして、あなたを取り巻く世界も変わります。

物質が変化するのは、一番最後の段階です。

そこにいくまでに、あなたの気持、気分で、それを経験し続けます。

そのあなたが経験し続けたあなたの気持や気分はあなたのオーラに刻印されます。

刻印が安定すれば、物質の変化が始まります。

気持ちや気分を刻印するために、鏡、音楽、香り、しぐさ、照明など、何でも利用するといいでしょう。

とにかく濃い密度で、深く、継続的に経験することが肝要です。

シンデレラだって、意地悪姉さんたちがいない間に、こっそりドレスを着てみました。

彼女は、そのときに、深くその感情に入って、王子様と結婚する自分を体験していたのです。

その彼女の印を見つけたからこそ、魔法使いがあらわれました。

印がないと、魔法使いは見つけられません。

しかし、最後に注意を。

この「なりたい自分」イメージは、ほかの憧れのだれかであってはいけません。

憧れの女優さんとかモデルさんとか、自分以外のものでは効果は出ないと思います。

あくまで自分の理想形を、未来でなく、今に持ってきてしまいましょう。

あなたが心躍る服を着れば着るほど、あなたの毎日も心躍るものになります。

それが服の持っている魔法です。

2011・6・28

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