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誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)スタイリングの難易度

スタイリングにも、簡単なスタイリングと、難しいスタイリングがあります。

難易度別に紹介します。

難易度1  もっとも簡単レベル

何といっても一番簡単なのは、同じブランド、同じシーズン物でスタイリングすることです。これはお金で解決します!

お金を持って、あるブランドへ行き、ちょっとセンスのいい販売員さんに、とっかえひっかえ服を出してもらい、その中から一番似合うものを、それこそ靴からバッグまで、すべて買えば完了です。

何せ、もうすでにデザイナーがすべてコーディネイトできるようにデザインしているわけですから、選ぶ側は何も考える必要はありません。決め手は似合うか、似合わないか、または、入るか、入らないか、だけ!これは誰でもできます!(お金さえあれば)

難易度2  次に簡単なレベル

シーズンは違うけど、同じブランド物を組み合わせる。

これも割に簡単にスタイリングができます。自分で洋服を組み合わせるのが苦手な人はこのレベルがお勧め。ただし、いつも●●を着ている人ねというイメージが固まりやすいので、自分らしさは表現しにくいです。

難易度3  普通レベル

シーズンは同じで、違うブランド物を合わせる。いわゆるセレクトショップに行って、上から下までそろえるスタイル。これはセレクトショップの販売員さんのセンスに依存するところ大です。センスのいい方に会えば、かなりしゃれた最新スタイルができ上がるでしょう。

難点は、これもそのお店の色、そしてその販売員さんの色のスタイリングになりやすいこと。自分と違和感のある人にスタイリングしてもらったら、失敗してしまいます。

またセレクトショップ内ではなくても、同じシーズンでしたら、やはりその年の流行がありますので、同じテイストのショップ同士でしたら、難易度は普通かなというところです。ただやっぱり、お金がないとだめですね。

難易度4  もっとも難易度の高いレベル

これは、いろいろなシーズンの、いろいろなブランドでのスタイリング。古いものから、新しいものから、そして多岐にわたるブランドのリミックス。これはもっとも難易度が高いです。

だから、ぼけっとしていると、変な格好になってしまいます。またおしゃれ度を出しにくいのもこのレベル。テクニックが必要になってきます。ただし、ここをクリアすると、その人らしさが表現できます。

以上がスタイリングの難易度です。

何かお気づきになりましたか?

そうです、みなさんが毎日やっているのは難易度4です。

雑誌のスタイリストさんの仕事は、せいぜい難易度1(ブランドとのタイアップ記事)か、または難易度3レベルです。

ごく普通の人は、それより難しいことをやるわけですから、毎日大変なのも仕方のないことです。簡単でもありません。

どうしたらいいかは、知りたい方は拙著をお読みいただければと思います!どうぞよろしくお願いいたします。

2011・05・11

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