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投げかけたものは物質化するけど、時間がかかる

大学時代にユングを知ってから、ユング系の心理学に興味を持ち、その興味は後にトランスパーソナル心理学へ移り、一時期、ケン・ウィルバーやアーノルド・ミンデルをよく読んでいました。特にアーノルド・ミンデルはお気に入りで、慶応大学が主催のワークショップに参加したりもしました。アーノルド・ミンデル、面白いんですよ!

アーノルド・ミンデル先生は、投げかけたものに対しては同時に受けとるものが存在するということを言っています。

例えば、何かについて疑問があって、それについて知りたいと思ったとします。するとそれと同時にどこかにもう既に答えは用意されているというわけです。なぜなら投げかけたから、もう既に現象が起こっているので。

量子物理学の実験で、観察者がいると、観察対象の原子の動きはそれだけで変化するということがもうわかっているそうです。見られたら、対象も変化します。

これはすべてに当てはまります。結婚したいと世界に投げかけたら、同時に、それはどこかにですが、結婚相手は存在しているはずなのです。

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