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誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)おしゃれな人は服を捨てない!

British Vogueの4月号からサステナビリティのエディターとして参加する
スーパーモデルのアンバー・ヴァレッタはこのように言っています。

〝 リデュース、リフォーム、リサイクル

ファッション業界は年間平均1000億着の服を生産していますが、地球上には77億人しかいません。消費量を減らしましょう:短期的なトレンドではなく、長期的なスタイルを求めて購入し、ダメージを補修し、ヴィンテージ品を購入しましょう。最後に、衣類をゴミ箱に捨てないことです。寄付をするか、指定された繊維リサイクルボックスを利用しましょう。”

原文 2020.04https://www.vogue.co.uk/fashion/article/amber-valletta-eco-friendly-life
※British VogueのHPの記事は現在削除されていて、見ることができませんでした。

これは今始まったことではありませんし、
アンバーだけが言っていることでもありません。
ステラ・マッカートニーを始めファッションの最先端にいる人たちが、
もう何年も前から同じことを繰り返し言っています。
3,4回着てそのシーズンのうちに捨てるようなやり方は、
おしゃれな人のやることではありません。

アンバーはこう言っています。
〝自分の選択がもたらす影響には、責任があります。私たちが購入するほとんどすべてのものには、環境面や人的側面のコストが隠れています。私たちの力は、財布に手を伸ばす前に、一度立ち止まることにあります。”

大量に買って大量に消費することは環境に負荷をかけ、
人権をおびやかします。
これは何年も前から明白な事実です。

本当におしゃれな人とは、そのことについて何も考えていない人ではありません。
そしてそのことについて考えているからには、
その考えがおのずと消費行動に反映されます。
本当におしゃれな人かどうかは、その人の行動としてあらわれます。

たくさん買って、どんどん捨てていく人は今の時代、
おしゃれな人ではありません。

おしゃれとは知的であることです。
自分の望みの結果を得られるように、
考えて、努力して、工夫して、
クリエイティビティを発揮することがおしゃれであることです。
傷んだものを補修するのも、
古着屋で自分にぴったりの1枚を見つけるのも、
あれこれ着崩してみたりするのも、
自分で考えて実行するなら、それはクリエイティブな行為です。

多くの人が勘違いしてきました。
けれども、もうそろそろ目覚めましょう。
わからなくなったら、アンバーやステラについていけばいいでしょう。

本当におしゃれになりたかったら、ついていく人を間違えないで。
間違った人についていってしまったと気づいたなら、今から引き返してください。
大丈夫です。
「捨てない」チームは皆さまの参加を心から歓迎します!

2020・04・02


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