ほんの少しの憧れ、多くの反発

私はよく、普通、人はお年寄りと同じ服を着たいと思わない、ということを書いています。だけれども、厳密にいうと、自分より年上の人に対して抱くのはほんの少し憧れと、多くの反発です。

今でも覚えていますが、文化服装学院へ行っているころ、34歳のイラストレーターの男の先生を、私たちは「おじさん」呼ばわりしていました。今考えると、34歳なんてまだまだ若いと思うのですけれども、20代前半にとっては、34歳は十分おじさんで、興味の対象外なのでした。

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