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これからのビジネスを牽引!LINEのビジネスマネージャーのこれから

はじめに

今回は、LINEの広告事業の中で、LINEの「ビジネスマネージャー」というプロダクトのPdMに日々の取り組みやこれからのことなど詳しく聞いてみたいと思います!

西村さん(左)・安藤さん(中)・中村さん(右)

登場人物紹介

安藤 功亮(あんどう こうすけ)
Business Platform Management 室 副室長 
2018年にLINE株式会社へ中途入社。入社後はLINE広告の請求関連機能の企画やオンラインアカウントの立ち上げ、LINE DMP の企画等に従事。その後、LINEのビジネスマネージャーというプロダクトの立ち上げから企画に携わる。

中村 翔一(なかむら しょういち)
Business Platform Management室 Business Platform Planning2チーム
安藤さん同様、ビジネスマネージャーのPM。2018年にLINE株式会社に入社。入社後はHRサービス事業部にて、LINEバイト、LINEキャリア等のHR系サービスのPdM、データアナリストとして従事。データアナリストで入社、サービスプロダクト(toC)のPdM 。2022年よりビジネスマネージャーの企画を担当。

西村 遼(にしむら りょう)
Business Platform Management室 Business Platform Planning2チーム
アシスタントマネージャー
ビジネスマネージャーと、LINEビジネスIDのPM。2020年に新卒としてLINE株式会社へ入社。入社後はLINE公式アカウントの開発者向けプロダクトPdMとして、Messaging API の企画やLINEマーケットプレイスの立ち上げに従事。2022年よりLINEビジネスマネージャー・LINEビジネスIDの企画を担当。

話を聞いてる人:中根 めぐ美(なかね めぐみ)
クリエイティブプランニング室 副室長
スマートフォンアプリ向けの動画広告プラットフォームのベンチャー企業創業期の参画から、2020年LINE社への吸収合併を経て現職。クリエイティブ領域の顧客サポート、プロダクト開発などを行っている。4歳児育児中。

自己紹介:LINEの「ビジネスマネージャー」のPdM

中根:今日はデータ領域の中でもLINEの「ビジネスマネージャー」というプロダクトに関わるみなさんにお話しを伺いたいと思います。よろしくお願いします!

安藤・中村・西村:よろしくお願いします。

中根:それでは、改めてみなさんの所属されている組織についてと、入社のきっかけなどお聞かせください。

安藤:私と中村さん、西村さんはLINE広告事業本部の「Business Platform Management室」という組織でLINEの「ビジネスマネージャー」というプロダクトのPdMをしております。

「ビジネスマネージャー」とは
ビジネスマネージャーとは、企業情報を統合管理した上で、LINEや企業が持つデータを管理・活用できる基盤プロダクト

https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2021/3970

安藤:現在、ビジネスマネージャーでは「Talk Head View」「LINE公式アカウント」「LINE広告」「LINE NEWS TOP AD」などのLINEの広告プロダクトのアカウントを接続することができます。今後は Yahoo! JAPANのサービスとの接続も検討しております。
ビジネスマネージャーと各種アカウントを接続することで、各サービスのアカウント上にあるオーディエンス(※)とLINE Tagの相互共有、利用が可能となり、複数のブランドを横断したキャンペーン施策や、アカウントをまたいだ効率的なコンバージョン/友だち獲得施策の実施が可能となります。
※各サービスでユーザーの許諾を得て取得した行動データや、企業が保有するユーザーのIDデータを、同社の広告サービスの配信などに利用できるよう変換したもの

中根:説明、ありがとうございます。最近、ビジネスマネージャーを活用していただいている事例も増えてきているとよく聞きます。追って、みなさんがどのような業務を行なっているのか伺わせてください。

LINE入社のきっかけ

中根:西村さんが新卒でLINEに入社されて、安藤さんと中村さんは中途入社と伺っていますが、それぞれどういった経緯で現職に至っているのでしょうか?

Business Platform Management室の副室長 安藤さん

安藤:私は、前職で開発のマネージャーをしていたところ、プロダクトの企画にもチャレンジしたいなと考えていて、ちょうどLINEの方からお声がけいただいたこともあり。多くのユーザーに価値を提供できるだけの事業の成長と将来性がありつつ、自分の経験やスキルが会社の成長にも貢献し、大きな裁量やグローバルの展開など自身のスキルや専門性を高められるような挑戦ができると思い入社しました。

別のカンパニーから異動してきた中村さん

中村:前職ではマーケティングプランナーとデータアナリスト的な職務だったのですが、toC向けのプロダクト開発やプラットフォームそのものの開発に携わりたいと考えて最初はLINE社内の広告ではない事業部に入社したのですが、前職での経験含めてLINEというプラットフォームでプロダクト領域のマーケティングに改めてチャレンジしたいという思いもあって、今年2022年にLINE広告事業本部へと異動してきました。

中根:別の事業から異動されてきたんですね。異動されて実際いかがですか?

中村:同じ会社なんですが、企画の進め方の違いや、開発側との関わり方が同じ会社といっても全然違うなと思いました。

中根:そうなんですね!やっぱりカンパニー(※)ごとの違いってあるんですね。西村さんは新卒で入社されたとのことですが、なぜLINEに入社されたんですか?

LINEのカンパニー体制とは
業務効率向上、意思決定のさらなるスピードアップを図り、事業成長・拡大を促進すべく、2019年に導入された制度

https://linecorp.com/ja/company/organization
新卒入社(企画職)の西村さん

西村:グローバルで多くのユーザー数を活かした広告体験を企画できることに惹かれて2020年に入社しました。最初はディスプレイ広告ではなくてLINE公式アカウントの企画組織への配属だったのですが、今後、LINEとひいてはZホールディングスの事業の土台となっていくプロダクトとしての可能性とやりがい、挑戦の機会だと感じてビジネスマネージャーの立ち上げのフェーズで今の組織へと異動しました。

中根:みなさん、プロダクトの立ち上げからご一緒なんですね。

ビジネスマネージャーのPdMならではのことって何?

中根:続けて、PdMという職種について詳しく伺っていければと思うのですが、みなさんのチームの役割はどういった点が他社のPdMと比べて特徴的だと思われますか?

安藤:私たちのミッションとして、 LINEのB2B事業の基盤となるプロダクト(ビジネスマネージャーやLINEビジネスID)の企画を通じて、企業に対してより安全かつ便利に、LINEのB2Bの複数のプロダクトを一気通貫したフルファネルマーケティング活動を行ってもらうことを掲げているのですが、LINEならではのことでいうと、ステークホルダーが多いという点がLINEの広告事業におけるデータ領域のPdMの特徴かもしれないですね。

LINEビジネスIDとは
LINEビジネスIDとは、LINEのB2Bサービスの各種管理画面にログインができる共通認証システム

西村:グローバルでの展開を最初から意識して企画・検討するところも国内向けの事業とは大きく異なると思います。

中村:Yahoo! Japanなど、Zホールディングス内の連携もありますし、LINE社内では法務やセキュリティ、LINEの広告事業以外の様々なサービスとの連携も。

西村:調整が大変だなって正直思うこともありますが…(笑)うまくまとめて推進できると、やっぱり楽しいなと思います。各プロダクトの優秀な方々と議論して、刺激をいただくこともあります。

「調整」が大変な時もある・・・!

中根:たしかに、いろんなサービスや組織を横断する話なので関わる人たちも多いですよね。

中村:たとえば、誰が見ても認識に相違がないよう企画の説明やスペックをドキュメントに丁寧に落としこんだり、気をつけている点も多いですね。

安藤:ビジネスマネージャーは広告事業全体の基盤となるプロダクトなので、幅広い知識と俯瞰的な目線が求められますし、構造や定義など抽象的なものを整理する思考力も必要ですね。

中村:広告事業全体の中心である自負があるというか、自分たちのプロダクトをLINE、ひいてはZホールディングス内サービスを統合管理していくプロダクトにしていく、という高い目標を持って仕事ができるのも大きなやりがいとして感じてますね。

✍️ データプロダクトマネージャーの主な業務内容

  • プロダクトとその機能開発の優先順位を決定し、ロードマップを策定

  • プロダクトのKGI/KPIを設計し、企画立案と要件定義を行う

  • エンジニア、デザイン、営業、マーケティング、法務、情報セキュリティなどのチーム間で、プロダクトの方向性や企画内容の合意を形成し、開発・グロースを成功させる。

  • プロダクト開発における様々な問題を技術的な観点から理解し、エンジニアと協力して解決を図る。

募集要項:データプロダクトマネージャー / LINE広告

中根:LINEだけに留まらず、影響範囲がどんどん広がってくので楽しみですね!ちなみに、チームの雰囲気ってどんな感じなんですか?

安藤・中村・西村:・・・(3人とも黙る)

中根:あの、どなたかお話していただけますと…(笑)

安藤:あ、仲が悪いというわけじゃなくて、誰からしゃべったほうがいいのかな?と思いまして(笑)

誰かしゃべってくれるだろう、と全員同時に黙ってしまうけど仲が悪いわけじゃない

中村・西村:(笑)

安藤:壁とか作らない、そこまで大きくない組織というのもあって、上下関係などはなくて企画の壁打ちとか気軽にできる環境だと思ってます。

中村:他組織と兼務しているメンバーも多いので、色々シェアして各自の業務に活かせている感じもありますね。

安藤:今は基本的にオンラインでの業務になってますが、世の中の状況次第で月1ぐらいの出社頻度に切り替えて行こうかな、と考えてます。

中根:LINEは組織ごとに出社のルールを決めてアレンジできるので、その時の人や組織に最適な形にルールを調整できる点がいいですよね。

まだまだやることが多い、正解があるわけではない

中根:今後、みなさんはどういった取り組みをしていく予定でしょうか?

安藤:大きく2つあって、ひとつめは「企業情報管理・データ共有・活用・可視化」で、LINEのB2B で持っている企業の情報を統合的に、ビジネスマネージャーで管理できる体制を基盤として整えつつ、その中でのデータ共有や活用を進めたいと考えています。併せて、プラットフォームを横断したレポートなどでの可視化なども進めていきます。

ふたつめは「LINE、Zホールディングス内サービスとの連携」で、LINE や ZホールディングスのB2Bサービスとの連携を進めて、データ共有や活用を進めて、ユーザーにとってよりよい広告体験を作っていきたいと考えています。

中村:まだまだやることが多くて、すべて正解があるわけではないと思っていて、正解がないので自分で描ける部分が大いにある、PdMのひとりひとりが責任を持ってプロダクトを作り上げていく必要があると思います。

西村:ステークホルダーのやりたいことも考慮しつつ自分たちのスタンスを強くもって推進していく必要もあり、うまく巻き込んでいけるよう取り組んでいかないとですね。

データプロダクトマネージャー、募集中です!

中根:最後に、みなさんのチームでは現在PdMを募集しているということなので、最後にデータプロダクトマネージャー、PdMに興味を持っていただいた方へひとことお願いします。

安藤:私たちのチームは、LINEが提供するB2Bソリューションの最前線に立って各サービスの中心となる企業データの管理・統合を進めることができる、やりがいと責任感のあるチームです。

今後のLINEフルファネルのマーケティングを引っ張っていきたい方、多様なサービスと関わってシナジーを出していきたい、といった熱意のある方のご応募をお待ちしております。

中村:応募の前に、面談ではなくメンバーとざっくばらんにお話させていただくカジュアル面談という制度もありますので、興味をお持ちの方はぜひお申し込みください。

募集要項:データプロダクトマネージャー / LINE広告

もっと詳しく話を聞いてみたい!という方はカジュアル面談を設定させていただきます。カジュアル面談をご希望の方は、募集要項のページから「応募する」でお進みいただき必要事項をご記入の上、備考欄に「データプロダクトマネージャー カジュアル面談希望」と記載してください。

中根:データプロダクトマネージャーに関するお仕事の興味をお持ちの方は、カジュアル面談などで、ぜひみなさんと一度お話する機会を。本日は色々とお話しいただき、ありがとうございました。

安藤・中村・西村:ありがとうございました!


データ領域の、他PdMインタビューはこちら!

募集要項:データプロダクトマネージャー / LINE広告

もっと詳しく話を聞いてみたい!という方はカジュアル面談を設定させていただきます。カジュアル面談をご希望の方は、募集要項のページから「応募する」でお進みいただき必要事項をご記入の上、備考欄に「データプロダクトマネージャー カジュアル面談希望」と記載してください。