北海道ツアー2日目!通常の3倍も手間をかけて育てる播摩大輔さんのさろまるinサロマ湖
北海道ツアー1日目記事から少し時間が経ちましたが、2日目もレポしていきますね。
1日目はこちら。
2日目は新千歳空港から女満別空港へ飛び、湧別町はサロマ湖へ!
なぜサロマ湖に来たかというと、ここで育てられている「さろまる」という牡蠣に一目惚れしたんです。
2年前に肉山の光山さんのご紹介で、さろまるに出会い、食べた瞬間あまりの美味しさに悶絶したのを今でも覚えてます。牡蠣特有のクセはなく、ピュアで旨味深くてミルキーで甘いけどしつこくない。本当に感動した〜
そこから毎シーズンことあるごとに取り寄せては味わう日々を送っていたんですが、せっかくなので産地も見たいな〜〜〜!ということで、
湧別町の新鮮な海産物を産地直送している通販会社モグぱっくの橋本社長にご案内いただき、サロマ湖にやってきました!
漁場へGO!
見渡す限りの白銀の世界!この凍った湖の下に牡蠣が眠っているとのことで、早速収穫に行きます。
凍った湖の下の牡蠣をどうやって収穫するのか、というと・・・
このようにチェーンソーで氷を切っていくのです。
氷を沈めたら、その下にある牡蠣を収穫します。
見ていると軽そうに見えますが、その重さは1本で20kg。力仕事ですね。
収穫したら、牡蠣をソリに乗せて作業場まで戻ります。
収穫した牡蠣についた余分な汚れなどを機械で落としたら、これまた丁寧に人の手で一つずつ牡蠣を剥いていきます。
ご好意でとれたて、剥きたての牡蠣の味見をさせていただきました〜〜〜!
これですこれ!この味に惚れたんです。皆様の口の中でこの味を再現してあげられないことが悔やまれる美味しさ。
この美味しさの秘密は、山に囲まれ川からの栄養が豊富な立地もありますが、まず特筆すべきはその手間にあるんです。
播摩さんの育てる牡蠣は出荷までに間引きと殻の掃除を3回行うのだとか。
牡蠣は、成長するにつれ塊になってしまうことがよくあるそうですが、その塊をバラし、牡蠣についたムール貝や汚れをとり、殻が壊れたものや成長の良くないものを取り除く。これを全て一つ一つ丁寧に手作業で行なっているのです。
さらにその後、牡蠣を垂下させているカゴの場所を潮通しがいい場所に移動させることで、川からの栄養を豊富に蓄え、牡蠣の身入りが良くなるのだそう。
ここまでの作業を行い、牡蠣を育てている漁師さんはサロマ湖の中でもなかなかいないのだとか。
今シーズンの販売は終わってしまいましたが、ぜひ来シーズンお取り寄せしてみてくださいね。
その美味しさに感動すること間違いなし。
販売に関しては播摩漁業さんのSNSからお知らせされるのでチェックしてみてくださいね。
湧別の夜を楽しむ
漁場を見学させていただいたあとは、モグぱっくの橋本さん、牡蠣漁師の播磨さん、しじみバカ嶋田さんらと、旬菜酒房 山桜へ。
生産者の皆様と、美味しい食事とお酒を交わしつつ、いろいろな話をし、勉強させていただきました。本当にありがとうございました。
おまけ:美味しい牡蠣の食べ方
せっかくなので、私の大好きな牡蠣の食べ方も何個か紹介しときます!
3日目は少し移動して、知床へ向かいます!それではまたお会いしましょう〜!