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人間は好き

自慰行為的に仕事をして生計を立てられたら理想だと思っていた時期がありました。
でもつい最近、2年間ほど仕事で関わってきたたくさんの人たちと直接お会いする機会があり、作品を制作する人がまとう空気や目線に触れ、日々の自分の活動がこの人たちの役に立てたら、という思いが強くなりました。

作品を受け取る側の人たちとも直接会話をすることでも改めて強く感じたことがありました。
自分の紡ぐ言葉が、
誰かの人生にそっと寄り添えたら。
誰かが帰りたい場所になれたら。
誰かの暮らしを彩ることができたら。
誰かをどん底から掬いあげられたら。
誰かが朝、靴を履くための糧になれたら。

昔から他人との関わりに辟易することが多いですが、やっぱり人間は好きです。


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