「スキを仕事に」の呪縛

周りから「スキを仕事にした」人々がどんどん旅立っていく。

自分には、スキを仕事にする能力がない。

言い訳に聞こえるけど、事実だ。
悔しいけど、事実だ。
いつか実現すればいいけど、難しい。

「スキを仕事にできない」自分は無能の極みとしか思えずにおり、関連情報を検索して心を落ち着けてみる。

そうそう!と思ったポイントは、

「自分の好きなこと」「得意なこと」「世の中のニーズがあるもの」「お金になるもの」――。これらがすべて重なったものを見つけることが大事だという話を聞きます。しかし、これを実現するのは相当大変で、この4つを得ることが豊かな人生を送る条件だとすれば、それは無理ゲーなのではないかと思ってしまいます。

東洋経済の上記URL記事より

そういえば、「好き」なんて、好きな人(しかもイケメンに限る)に出会った瞬間しか認識できないよな。しかも、そんな恋愛感情、申し訳ないがそのうち完全に失せる。

なので、たかだか仕事になるようなことに強烈なスキを感じるのは至難の業のような気がする。

ただただ「なんとなく好きなので続ける」が重要なのかも。

すぐには仕事にはならない。お金はその間、他の労働で補てんすることが必要かも知れない。でも、仕方ない・・・。

デジタル世代ではなく、憂いのロスジェネ世代の自分にはそんな戦法の方があっているような気がする。

金になろうがなるまいが多分続けることはある。

・英語
・読書
・音楽
・絵
・推し活(的な・・・)←心配しないで。現代っこの活動とは異なる

いつか花開くかも知れない。開かなくても、死ぬ前に知っておきたい、やっておきたいことである。

まぁ、そういうものがあるだけ幸せだな。

先の記事からもう一つ引用。

私たちは「浪費」や「無駄」を避けたいと思うのですが、浪費こそが、自分らしい人生を見つけるために必要だとリンドバーグは言っています。

これも大事なこと。現代においてどうしてもコスパを考えがち。でも、確かに浪費にヒントが隠されていることも多々あり。

・面白そうと思って買った本が積読
・おいしそうと注文したケーキにまさかの金箔←嫌いなんだよ
・日本文化に精通したいと始めた着付けで着物似合わなすぎが判明
・いくら英会話教室通っても上達しない
 (多分、もうプリウス買えるんじゃね?)←なぜか金額の物差し

そのときはマジで「失敗した~」「お金の無駄かも」と思うけど、そこには気づきがあったり、人生の経験の一つとして”indelible experience"になったりする。

*indelible=消えない

ついつい失敗しないで、detour (回り道、寄り道)しないで、人生の駒を進めたいと思いがち。でも、そんな上手く人生うまく進まない。特に、年を重ねる程、そう思う。

なので、今できること、今することを許されていることへ真剣に取り組もう。勿論、無理のない範囲で。



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