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日本一意識の低い低温調理ガイド

みなさん、低温調理やってますかー?
かくいう私も、日本一低温調理の普及につとめた人(私調べ)こと、漫画家の小林銅蟲先生の影響で、数年前から低温調理やってます。

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しばらくは土鍋でやってましたが、今では専用の調理器具も買っちゃいまた。私のはGLUDIAですが、いろんなのがあります。

低温調理というと、『なんか難しそう』『お高い肉で作るやつ』というイメージがつきまといますが、そんなのは関係ないです。私はそういう意識高いことはできないので。

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というわけで今回は、『日本一意識の低い低温調理ガイド』と称して、「最低限ここさえ抑えれば低温調理はできる!」というのをやっていこうと思います。
逆にいえば、これだけは守ってください。うまくいくいかないのレベルでなく、ガチで命に関わるので。

結論から行きますよ。必要なのは3つです。
新しい袋を使う
衛生的なものしか入れない
温度は絶対に下げすぎない

以下、解説していきます。

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新しい袋を使う

基本中の基本です。どこで菌が付いたかわからないので。
低温調理の使いまわしは論外。スーパーで商品入れたナイロン袋とかもアウト。
必ず、買ってきた袋を使いましょう。
私のおすすめはジップロックアイラップ。後者は近所じゃ売ってないので、たまに東急ハンズで買ってます。

衛生的なものしか入れない

消費期限がやばい肉とかは流石に避けましょう。魚も同じく。
そしてそれ以上に気をつけるのが、素手で入れないこと。どんだけ洗っても完全に『衛生的』とは言い切れないので。意識の低い低温調理である以上、ここは完璧な洗浄より道具に頼りましょう。
熱湯やアルコールで消毒した道具でもいいんですが、使い捨て手袋が楽です。しっかり持てるし。介護用のやつが、安くてたくさん入ってて破れにくい。

温度は絶対に下げすぎない

低温調理を突き詰める方の中には、ギリギリの低温を狙う方が多くいらっしゃいます。
でも、そこまでやらない。意識低いので。衛生面に勝る味なんて存在しねえんだよ!の精神(あと身も蓋もないこと言うと、夫が発酵関係の業界なので万が一が起こるとヤバい………)
目安は、素直に厚生労働省の基準です。豚肉63度・鶏肉65度。他は調べてください、魚は刺身にできるものは適当でいいです。
加熱後、お好みで表面を焼くと歯ごたえが良いです。滅菌にもなるのでおすすめ。

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この3点さえ守れば、あとはどんどん実践・実験!
ネットで検索すればいろんなレシピ出てくるんで、それを試してみればいいと思いますよ!
私のおすすめは前述のパルと、ぶち猫おかわり。温度その他の環境を適当に自分なりに合わせれば、あとは挑戦あるのみです。

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とはいえ、出てくるのは結構お高い素材だったりするので……
なので、意識の低い低温調理レシピを2つ置いときます。各々やっていくといいかと。

蒸し鶏/サラダチキン

自分でもどっちなのかよくわからないので、どっちも書いてみる。
鶏むね肉(皮は付けたままでもはがしてもお好みで)を味付け無しで袋に入れて、65度で1時間30分加熱するだけ。粗熱とれたら冷蔵庫。
食べるときには好きに味付けすればいいです。私はそのままかじったりしますが。

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温泉卵

これこそ意識の低い低温調理の筆頭です。
他のもの作ってるときに、一緒に卵入れて放置するだけ。私は50分で引き上げます。
63度(豚)ならパスタやご飯に乗っけてとろり、65度(鶏)ならそのまま白だしとかかけて美味しい。でもそのあたりはお好みです。
というか別に使い分けたりはしてない。副産物なんで、食べたいときにあるほうを食べます。

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さあ、みんなでもっとお肉を食べましょう!お魚もね!

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