見出し画像

豊かな人生、永遠の幸せとは?~メルボルンのとある朝~

~2019年 アメブロ記事 repost ~


オーストラリア・メルボルンで3カ月間1人旅をしていたときのとある寒い冬の朝。


トラムに乗るためにバス停に向かったら、
ベンチに1人の優しそうなおじさんと、
大きな犬が座っていた

おじさんと目があって、
‘Good morning’ とお互い笑顔で自然に挨拶した。

大きな犬はブルー色の透き通った目で、
真っ白な毛並みにところどころ茶色の模様があった。
なんだか、おじさんも犬もオーラがそっくりだった。

‘May I touch him’ (触ってもいいですか?)
‘Yes sure, he is very gentle’(もちろん、彼はとても優しい子だよ)

本当に可愛い犬だった。

‘I’m from Japan but I live with two dogs there in Tokyo, so I miss them so much now.’(実は私は日本から来てるんですが、東京で一緒に暮らしてる犬たち2匹が恋しくて。)

‘Oh, so you are from Japan! Are you studying here or something?’ 
(あぁ、日本から来ているんだね!ここでは勉強してるのかな?それともホリデー?)

私がオーストラリアに来てる理由は、
毎回新しい人に出会うと聞かれる質問だけど、シ
ンプルに答えるのが難しく感じる。
でも、なんとか簡単にまとめて答えるようにしてる。

・興味のあること、スキルアップしたいものの勉強
・仕事のためのインスピレーション
・そしてホリデー

‘I see. What kind of work are you doing?’
(なるほどね。インスピレーションは、どんな仕事のためかい?)

これもまた、
肩書き一つでは表現できない、
返答に迷う質問。笑

‘It’s difficult to describe in just one sentence, but I kind of call it as “life style creator”.
as I produce original recipes, or do talk show, create something original, 
or hold an event. Very random, hahah‘(一言で表現するのが難しい内容なんですが、私は“ライフスタイルクリエイター”と呼びたいと思ってます。
レシピを開発したり、オリジナルのなにかをクリエイトしたり、
トークショーをしたり、イベントを企画したり…とてもランダムで。笑

おじさんは、
私の話に興味関心を示してくれたようで、
もっと詳しく聞きたそうな表情をした。

 

"このレディーは日本から来ていて、2匹の犬と暮らしているんだって!!"

と、誰に話しかけてるのかと思いきや、
となりのコンビニから彼の奥さんが出てきたよう。
わんちゃんも飛び跳ねて、喜んでる。

奥さんは、おじさんと同じように
とてもニコニコしていて、穏やかなオーラだった。

犬の種類はなにか、
なんでオーストラリアにいるのか、
どんなことをしているのか、

沢山質問してくれた。

私が最後の質問に答え終えた時、
ちょうど私が乗る予定のトラムがきた。

’That's your tram!! It was very nice taking to you,
I hope you a great luck with your business and 
beautiful time in here!! '' (話せてとても光栄だったよ。
君のビジネスの幸運と、こっちで過ごす時間が
とても美しいものであるよう祈っているよ!またね!)

  

おじさんと奥さんは手を振って、
私のトラムを見送ってくれた。

’Thank you very much!!!'

ありがとうの一言には収めきれないくらい、
心があたたかくなった。

寒い朝だということも忘れてしまうほど、
人間の温もりを覚えました。

’’幸せ’’

って、こういうことだよね

って。

’’心の豊かさ’’

って、こういうことだよね

って。

上手く表現できないですが、みんなにも伝わるかな、このエネルギー感。

人と人との繋がりで

小さな親切、
小さな思いやり、
小さな一言、
小さな感謝、
小さな微笑み、、

その小さな ''愛’’ の形は、
永遠の ''幸せ’’、’’真の豊かさ’’ へと導いてくれるものだと
私は感じています。

How do you show your love for others??
or even to yourself??

愛と感謝を込めて。

Lina


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?