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好きな子に眠れないときの対策を教えてもらったって眠れるわけがない

こんばんは。

この言葉を知っていますか?

別れる男に、花の名を一つは教えておきなさい。
花は毎年必ず咲きます。


似たような言葉を知っている人や
「植物図鑑」/ 有川浩 で知った人も
多いのではないかなと思っています。
(私もその1人です)

元々、川端康成の小説の中にある言葉です。



横になっても眠れない日って誰でもあると思います。

理由は様々です。

明日が楽しみすぎる
明日が来てほしくない
今日をまだ引きずっていたい
今日の出来事が頭の中で整理しきれていない
頭の中で音楽が鳴り止まない
考えごとをしてしまう

今、私は全部当てはまっています。


ーータイトルの意味、分かりましたか?


眠れないときの対策を教えること
その恐ろしさは、
眠れるようになってほしいのに
自分のことを思い出すように
知らず知らずのうちに仕向けてしまうことです。



5年後にこんなことになるんじゃないかと、

別に好きな人ができ、その人について悶々と考える夜。
流石にもう寝たいと、10秒かけて3数える。
いつのまにか1つの数に10秒かけて、残りの9秒で教えてくれた人のことを思い出すようになる。
とうとう数えるのをやめて、教えてくれた人のことをぐるぐると考えはじめる。

ああ、恐ろしい。

とりあえず今は寝かせてほしいものです。


ーーーーーここから朝ーーーーー

このタイミングで眠りに落ちたようです。

あれだけ眠れなかったのに自分の考えを文章に起こしたら案外簡単に眠れることもあるようです。

歌徳みたいなものなのでしょうか。