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「制作進行から脚本家になる」と、就活で言うのは難しい

おはようございます。はまきです。
今回は、就活で制作進行志望がキャリアプランとして脚本家を挙げるのは難しい…という話です。
以下、難易度が高い理由です。


①最初の試練
まず、相手会社はあなたをこの会社で将来的に脚本家として活躍させてあげられるか、考えます。無理だと判断したら、書類・一次面接で落とされます。脚本を学ぶセクションがほとんどの会社にないのが現状です。(旧サンライズくらい)

②脚本家志望は採用枠が狭く、ライバルも多い。
文芸部のある大手制作会社であっても、10人採用するとすれば、脚本家志望は1人いるくらいでしょう。(文芸部の人口から考えて)そして、ライター志望の大学生、小説・シナリオ専攻の専門学生もライバルとなります。他の学校で文字書きを勉強している人たちが何故か制作進行からのキャリアアップを目指してやってきます。

③制作進行から脚本家になることがマイナーであり、勉強時間が取れないから。
面接で脚本家志望というと、なぜ制作進行からなのかと聞かれます。制作進行は激務なので、脚本を勉強する時間は限られます。シナリオセンターで勉強する、公務員として働きながら夜に勉強するなど、様々な方法があるで、なぜ弊社の制作進行なのか..。相手が納得する答えが用意できなければいけません。

結論、じゃあどうすればいいのか

制作進行からなりたい理由、その会社でなりたい理由を理路整然と述べられるなら、そのままでいいと思います。が、それが嘘でも難しいので、制作進行から脚本家と就活の場で言うのは厳しい…ということです。
ただ、内定が出ないわけではないです。根気よく就活を続ければ内定は出ます。どんなキャリアプランでもです。制作会社を選ばなければの話ですが。

嘘をつける人は、プロデューサー志望と言っておくのが良いと思います。
選考中は会社があなたを選びますが、内定後はあなたが会社を選びます。
内定後に質問で脚本家になれそうか、過去になった人がいるか聞くのが良いです。




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