見出し画像

令和2年度日本語教育能力検定試験を受けてきました!②

10月25日に日本語教育能力検定試験を受けてきました。
年に1度しか実施されないこの試験。来年受ける方の参考になるかもしれないと思い、私の勉強法について書きます。

試験対策

5月からNAFLのテキストを読み始めました。計画では、1カ月ごとに6冊、4カ月で6×4=24冊を読み終え、9月と10月は過去問に時間を割く予定でした。

NAFLのテキストには「タスク」と「ポイントチェック」という課題がついていて、自分で課題を解いて答え合わせをするように作られています。さらに一冊終わったところで、「テストコ」というアルクのサイトで小テストを受けます。

5月から、休日にテキストを読んだり、平日も仕事に向かう電車の中、昼休みにテキストを読みました。もともと興味があるからか、内容はとてもおもしろく、へぇ~!という感じです。

でも、結局オンラインの小テストを受けられたのは12冊目まで😭
どんどん時間が無くなってきて、13冊目からは「タスク」や「ポイントチェック」を解くのをやめて、テキストを読むだけにしました。それでも24冊は読破できず、そのまま9月下旬になりました。

ま、まずい。まず~い!
もう過去問に取りかからないと。その時まで全く過去問を開いていなかったので、どのような試験なのかも分からない状態でした。
そして9月下旬から10月上旬にかけて平成26年度から令和元年までの6年分の過去問を解きました。結果は記述を除いて130点~160点代。合格ラインと言われる165点には及びませんでした。

まぁ、テキストも全部読んでないし、これから伸びれば大丈夫!と過去問の間違えたところをすべて復習しながら、テキストも並行して読み進めました。その後、過去問2回目を解いたときには記述を除いて170点を超えるようになりました。そりゃ一回解いて答え見てるんだからあたり前ですね(^^;)

過去問を解くポイントは2つ

①なるべく本番と同じ環境で解く
ノートに答えを書くのではなく、できればマークシートの解答用紙をコピーして塗りつぶして解く。また、本番と同じ時間帯に試験Ⅰ、試験Ⅱ、試験Ⅲを解いて試験のリズムに慣れる。試験Ⅱのリスニングは、本番はラジカセなので、過去問を解く時もラジカセで聞いた方がいいです。

②間違えた問題を徹底的に確認する
正解した問題よりも、間違った問題の方が重要です。次に同じような問題が出たら絶対1点取れるようにするのです。ちなみに市販されている過去問には解説がついていません。でも、「日本語教育能力検定試験 解説」で検索すると、丁寧に過去問の解説をしている方のサイトがあるので大丈夫。有難いですね!

過去問は答えを覚えちゃうくらい繰り返し解くのが理想です。出題者の意図が透けて見えてくるようになるまでです。「あっ、これを聞きたいんでしょ?」と、問題を通して出題者と対話しているような気持ちになれば合格が近いと思います。

今回勉強していて、なんだかんだ言って私は試験が好きなのかもしれないなぁ、と思いました。本番に合わせてトレーニングして、本番で力を出し切るってフルマラソンと同じ感覚です。

今回は日本語教育能力検定試験を受けない人には全く必要のない情報になってしまいましたが😅、めげずに次回は試験当日について書きます。

読んでくださった方ありがとうございました⭐

🌱今日のチャレンジ:アプリ「Slowy」でペンパルを見つける💯、韓国語の勉強をする💯

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?