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【26卒】【ES】エントリーシートの「挫折」は本当に悲しい話をしてはいけない

どうも。絶賛早期インターンES提出ネキです。

就活の早期化が話題ってどんなもんかと思って色々見たら、もう締め切り始まってるじゃんね。

焦っております。

そもそも大学って4年制のはずではないか?ガクチカで大学のこと書けって言われても、やっと一人暮らしに慣れて余裕が出てきて、先輩に支えてもらった色々を受け継いで頑張っていこうとしている2年間、まだ50歳なのに終活してるようなもんだろ。

ゼミなんて、始まってまだ2週間だよ!!!!

で、とにかく手をつけて本選考の糧を作ろうとして、色々出して経験を積もうとしております。

その、出すべきエントリーシートですが、とにかく落とされないものを作ればええんよね。で、嫌われるのは脈絡がない文章とはっきりしない人物像であるというのは分かっている。

とにかく、結果より過程、お前のポテンシャル。学生なんて出来ること限られてるどんぐり人間なんだから、どれだけツヤがありますとか、形が丸っこいですとかじゃなくて、こんな大木になってみせます!と言って投資対象になる必要があるんですよきっと。

だから、どんな性格をしているのかふわっとしたところを測るために、ポジティブで期待できるエピソードが欲しいわけですよ。

で、私は最近「あなたの挫折はなんですか」(400字)という問題にぶち当たりまして。
「挫折」だぁ〜〜!?

すみません、幸せな生涯を送ってきました。

そもそも、20歳で大人をオオと言わせるような挫折体験があるはずがないし、それで立ち直ってポジティブに「御社に貢献できます!」と言ってるならそいつは長命のエルフだ。

で、「挫折」を絞り出したところ出るのは、好きなじいちゃんが死んだとか、昔いじめに遭ったとかだ。だいたいそんくらい。そんくらいでまとめると倫理に反しそうだけど、これを書く人はまちまち居るらしい。

で、ここで重要なのが、「マジで悲しいエピソードを書かない」ことだ。
じいちゃんが死んで残ったものが信念になってても、いじめを克服して世界が変わっても、その「過程」で人物像を測ってもらおうとしたって、聞いてる人間に(人の死といじめは辛くてとっても悲しいこと!マイナスのイメージ!)がついていれば、なんか気を遣われて、面接の雰囲気がくらーくなってしまうらしい。

当人にとっては人生の軸になるような本気の挫折でも(挫折を経験した人間はめちゃくちゃメンタルが強いし、企業は一回も失敗したことがなくこれから失敗した時が怖い人より自分の弱さと向き合い前向きになった人を採る、そうあるべきだと思うが残念ながら)、本気すぎるとその「起」が承転結より目立ってしまうので、あまりおすすめは出来ないというのが世間の認識のようだ。

不思議やね。採用する側の大人やったらもっと見知広いと思うんやけどなぁ。

どうしてもいじめを言いたければ「人間関係のトラブル」と表すべき、と言い換えの提案もあったが、お察しだろ。
不登校でした!と言った場合も「挫折」としての不登校なら同じようなものだよな。
感想ですが。

じゃあもう「挫折」無いよ!
そりゃそうだ。

「挫折はなんですか」という聞き方をして、マジの挫折を語らせてしまい、後悔した企業は少なからずあるようで、現在では(バイトやサークル活動で)という注意がある場合も多いという。
だってポジティブな頑張りエピソードかつ、なんとなく人物像が分かれば良いんだもの。

結局ガクチカでよくある、ありきたりの、売り上げ伸ばしました!(盛っている)、テンプレそのままでいい。

挫折なんて日本語を使うからわるいのだ。せめて困難とかにしてくれ。
私はバイト頑張ったよ!という内容で提出します。だって頑張ったし。

でも、本当に人物像が分かるのは「挫折」から立ち直ったエピソードで、語れるチャンスに恵まれたんだったら、そういう信念のある人材を採る風潮になっても良いと思いますね。どうでしょうか。私は色々調べて提出してしまったので、導入は後輩の代からでいいのですが。

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