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専業旅婦飯41〜28年ぶりのネパール19日目(2)

Boudhanath

その日ももちろんまたストゥーパの周りを何周かする。

近くのBHUDDA PARK なるところにも行った。
チベットやネパール風というより、マレーシアやシンガポールみたいな雰囲気。それもそのはず、中国の援助で造られたとあった。

ちゃんと回れるようになっていて
池もチョルテンもベンチもある憩いの場所

昼食は前日見つけていた店の間を入った所の奥の奥に広がるテント下に数軒のレストラン、カフェのある所。
昨日の夜はその入り口さえ全くわからなかったのだが明るい昼はまたたどり着く事ができた。暗くなってしまうと誰がわかるというだろう。見出し画像の、→の先50メートルの路地の先がホーカーセンターになっていたなんて。まあ、昨夜は早々に閉まっていただろうけど。

上のテントのため青っぽくその為まずそうに写っているが
実際はそれまでのチベット料理の中で一番おいしかったトゥクパ(汁麺)
チキン入りにしたらよくダシが出ていて
セロリ 青梗菜 トマト 玉ねぎ 青唐辛子入り


今日は行ってみたいところがあった。
ここまでのバスから見えた大きなショッピングセンター。歩いて20分で行けるみたい。

人や車の出入りが激しい

人が溢れているそのスーパーストアの一階は食料品と洗剤やペーパー類などの消耗品。
二階は食器、家電、文具などの日用品。
三階には衣料品。
四階は家具売場。
一見して家具以外の売り場はダサイン休暇のせいか相当混み合っている。

人がいないので撮ってみた四階家具売場

ちょっと面白そうなのでまず二階に入ってみる。神様の像も売られているのもらしくて。

一フロアだけで近くのイトーヨーカドーのフロアくらいの広さがあり、そこにはぎゅうぎゅう詰めに色々な物が売られていた。
海外のスーパーはスカスカして物の補充が追いつかないところが多いがここは思いっきり物があって通路にも山積みされている。そいうのは市場かバザールしかないと思っていた。
でも値段はどれもかなり強気だ。
神様像もカトマンドゥのバザールで聞いた同じような物の最初の言い値より高い。
日本でインドの小物やステンレス食器など買った事があるが、それより高い。
こういうのを見ると日本って安い国だなあと思う。
このフロアの日用品だけ見ると金属やプラスチックの食器類、日本なら百均で買えそうな物が300ルピー、3coinsで買えそうなものなら900ルピーくらいはしそうに思える。
単純に日本円に換算しても3倍以上。もちろん日本でもちゃんと作られたものは高いが、ここでで売られていた中国やタイやインド製のこういうものならば安く売られている。

でも来ている人々は相当の買物をしていた。カートにタライやらポットやら何だかわからない物やら山盛り。ダサインだというのもあるかもだけど、景気がいい。
ちょっと心配になって出口の方を伺う。フロア毎にエスカレーターや階段のあるスペースとの間に仕切りがある。警備員が立つEntranceから入ったのだが、そこからは出られないようだ。Exitはというと長蛇の列、というよりドヤドヤとした人々達が広がるレジを抜けてから出口があるようだ。
困った。ここで買うものはないな。どうしてもと言えばダルを入れるのにちょうど良さげなカトリ(小椀みたいなの)くらいだが、持っていないわけじゃないし。
第一レジ前の大量の物を精算する客の列になっていない広がりと、悪気は無いがものすごくゆっくり応対しているレジのスタッフ。見ていると時々精算中の客がどこかに誰かを呼びに行ったりこのカードは使えないからあっちであれしてみたいなやり取りで、日本の10分の1の速度で進んだり止まったりしている。
レジに並ぶ以外の連れの人達もごちゃごちゃいるので、何とか紛れて出口を突破した。
車で来てたくさんの買物をするカトマンドゥ郊外の中産階級っぽい人々。
当然だけどこれまで見たことなかったかも。

一階の食品消耗品売場には覚悟を決めて入ってみる。ここなら何も買えない事はないだろうし、品揃えにも興味がある。
ここも冷凍の肉製品や大量のお菓子や米やペット用品など(30年前には何となく誰かの犬とかはいてもペットとしてフードやおもちゃを与えられる犬の存在など見なかった)、ところ狭しだ。
頑張って買うものを探したが結局これだけ

インドの有名ブランドHimalayaの歯磨きとソープ
そして昔なんておいしいと感動した
NebicoのGlucoseというビスケット
実はもっと高級そうなお菓子ばかりでどこでも見なかったのだ

辛抱強くやたら効率の悪いレジに並んで、後ろの人に抜かされそうになりながら頑張って何とか会計を済ました。

さっそくかつて「なんておいしい飲み物だ」と感動した Mango fruity を飲む。
あれ?
常温というのもあるけれど、それほどおいしくない。どうしちゃったんだろう。

帰り道物乞いをしている子どもがいた。
Not money.OnlyBiscuits.
と言って先にある店を盛んに指差す。多分その店でビスケットをと言うと割高な物を買わされて、後でその分の分け前をもらうのだろう。
Biscuits?
と言うと Yes. と言うので、買ったこのGlucose Biscuits を出して見せると、そんなのいるかと言わんばかりの顔で拒否られた。
昔トレッキング中これとお茶で「何ておいしいんだろう」と感激してた日本人もいるんだから、それはないんじゃない?
「ならいらない」そうだ。

夕食にダルバートを食べたかったのだが、なかなかある店がなく結局またチベット料理Chicken Chowmein (鶏炒麺)になった。
今日は炭水化物が多かったかな?

共に頼んだラッシー
添えられた赤いドライフルーツが何だかわからなくて聞いたら
チェリーと言われた
日本の水煮チェリーも生と別物だが
このドライチェリーも別物

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